マネーストック
Money stock
- 英語
- Money stock
- 領域
- 金融統計・通貨
- 確認の中心
- 指標ごとの保有主体、発行主体、金融商品の範囲を見る
マネーストックとは
マネーストックは、企業、家計、地方公共団体などの通貨保有主体が持つ現金や預金等の残高を、定義した範囲で集計した通貨量です。日本銀行はM1、M2、M3、広義流動性を公表します。
狭い指標は現金・決済性預金を中心に、広い指標ほど定期性預金や一部の金融商品を含めます。各系列は保有主体、通貨発行主体、金融商品の三つの範囲で作られます。
図解
マネーストックの範囲
- 通貨保有主体企業・家計・地方公共団体等
- M1現金通貨と預金通貨を中心
- M2対象金融機関の準通貨・CDも含む
- M3発行主体を広げた預金等
- 広義流動性投信・債券等まで範囲を拡張
仕組みと類似用語の違い
仕組み
狭い指標は現金・決済性預金を中心に、広い指標ほど定期性預金や一部の金融商品を含めます。各系列は保有主体、通貨発行主体、金融商品の三つの範囲で作られます。
類似用語との違い
マネタリーベースは日本銀行券、貨幣、日銀当座預金など中央銀行負債を中心とする指標です。マネーストックは民間が保有する通貨で、2008年以前の旧マネーサプライ系列とも定義が異なります。
使い方・読み方と注意点
現金120、預金880なら単純な狭義残高は1,000ですが、M2・M3へどの金融機関のどの商品を含めるかで数値は変わります。増減率は季節調整や平残・末残も確認します。
M1とM2を混ぜず、原系列・季節調整、平均残高・月末残高、前年比・前月比、速報改定を確認します。通貨量増加から物価上昇を即断せず、信用、需要、流通速度、供給制約を見ます。
マネーストックについてよくある疑問
- マネーストックを簡単にいうと何ですか?
- マネーストックは、企業、家計、地方公共団体などの通貨保有主体が持つ現金や預金等の残高を、定義した範囲で集計した通貨量です。日本銀行はM1、M2、M3、広義流動性を公表します。
- マネーストックは何と区別しますか?
- マネタリーベースは日本銀行券、貨幣、日銀当座預金など中央銀行負債を中心とする指標です。マネーストックは民間が保有する通貨で、2008年以前の旧マネーサプライ系列とも定義が異なります。
- マネーストックを見るときの注意点は何ですか?
- M1とM2を混ぜず、原系列・季節調整、平均残高・月末残高、前年比・前月比、速報改定を確認します。通貨量増加から物価上昇を即断せず、信用、需要、流通速度、供給制約を見ます。
- 関連用語
- マネーサプライ(旧統計)2008年以前の旧マネーサプライ統計
- M2現行マネーストックの主要系列
- マネタリーベース中央銀行負債中心の基礎通貨
- 信用創造銀行貸出と預金通貨の形成
- インフレーション通貨量と併せて見る物価変動