親子上場
Parent-Subsidiary Listing
- 英語
- Parent-Subsidiary Listing
- 読み
- おやこじょうじょう
親子上場とは
親子上場とは、親会社とその連結子会社の株式がともに取引所に上場している状態です。子会社に親会社以外の少数株主が存在するため、利益相反管理が重要になります。
仕組み
親会社は過半数の議決権等を通じて子会社を連結範囲に含める一方、子会社は独自の取締役会、開示、少数株主への責任を持ちます。親子間取引、事業機会の配分、役員人事などで利益相反管理が必要です。
近い用語との違い
子会社上場は子会社のみが上場し、親会社が非上場の場合も含みます。親子上場は両方が上場している点が異なります。持分法適用会社は通常、親子関係より支配の程度が低くなります。
具体例
親会社の利益にはなるが子会社に不利な条件で事業や資産を移転すれば、子会社の少数株主が不利益を受けます。独立社外取締役、特別委員会、条件の公正性評価などで対応します。
確認したい注意点
上場子会社が独自に成長資金を調達できる利点がある一方、ガバナンスコストや利益相反が生じます。親会社の持株比率、独立役員、関連当事者取引、上場を維持する意義の開示を確認します。
よくある質問
- 親会社が株式を50%以上持てば必ず親子上場ですか
- 両社が上場し、会計上・実質上の支配関係があるかで判断します。
- 親子上場は禁止されていますか
- 一律禁止ではありませんが、独立性と少数株主保護が厳しく問われます。
- 完全子会社化で問題は解決しますか
- 利益相反構造は解消しますが、買収価格の公正性が重要になります。