ボラティリティ

Volatility

英語
Volatility
領域
価格変動・リスク測定
確認の中心
ボラティリティは値上がり・値下がりの方向を示さず、期待損失そのものでもありません

ボラティリティとは

ボラティリティは、価格や収益率が一定期間にどの程度ばらつくかを表す変動性の尺度です。投資では一般に、収益率の標準偏差を日次・月次などから計算し、年率換算して示します。

ヒストリカル・ボラティリティは過去の収益率から計算します。インプライド・ボラティリティはオプション市場価格を価格モデルへ逆算し、市場が織り込む将来の変動性として読みます。

図解

二つの代表的なボラティリティ

  • ヒストリカル過去の実現収益率から計算
  • インプライドオプション価格から将来変動を逆算
  • 共通点変動の大きさで方向は示さない
  • 比較条件期間・頻度・年率化をそろえる
過去実績と市場予想は異なる情報なので、同じ数値でも意味と参照時点を区別します。

仕組みと類似用語の違い

仕組み

ヒストリカル・ボラティリティは過去の収益率から計算します。インプライド・ボラティリティはオプション市場価格を価格モデルへ逆算し、市場が織り込む将来の変動性として読みます。

類似用語との違い

ボラティリティは値上がり・値下がりの方向を示さず、期待損失そのものでもありません。ベータは市場に対する感応度、相関は二資産の連動、VaRは損失分布の一定点を測る別の指標です。

使い方・読み方と注意点

日次ボラティリティが1%なら、独立・同分布等を仮定した単純年率換算は1%×√252で約15.9%です。これは1年後に必ず±15.9%動くという予測ではありません。

計算期間、観測頻度、対数・単純収益率、年率化日数で数値が変わります。標準偏差は急落の非対称性、分布の裾、流動性、価格飛躍を十分表さないため、最大下落、ストレステスト等を併用します。

ボラティリティについてよくある疑問

ボラティリティを簡単にいうと何ですか?
ボラティリティは、価格や収益率が一定期間にどの程度ばらつくかを表す変動性の尺度です。投資では一般に、収益率の標準偏差を日次・月次などから計算し、年率換算して示します。
ボラティリティは何と区別しますか?
ボラティリティは値上がり・値下がりの方向を示さず、期待損失そのものでもありません。ベータは市場に対する感応度、相関は二資産の連動、VaRは損失分布の一定点を測る別の指標です。
ボラティリティを見るときの注意点は何ですか?
計算期間、観測頻度、対数・単純収益率、年率化日数で数値が変わります。標準偏差は急落の非対称性、分布の裾、流動性、価格飛躍を十分表さないため、最大下落、ストレステスト等を併用します。
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