72の法則
Rule of 72
- 英語
- Rule of 72
- 概算式
- 2倍になる年数≈72÷年利(%)
- 前提
- 運用益を再投資する複利
72の法則とは
72の法則は、一定利率で複利運用した元本が約2倍になる年数を「72÷年利(%)」で概算する方法です。将来成果の保証ではなく、複利効果を素早く理解する近似計算です。
計算例と単利との違い
年利6%なら12年、年利8%なら9年が目安です。正確には元本×(1+利率)の年数乗が元本の2倍となる年数を求めます。年利3%の正確値は約23.45年で、概算の24年とは少し差があります。
単利
毎期同じ元本に利息を計算するため、72の法則をそのまま使えません。
複利
利息も元本に加え、次期の利息を計算します。72の法則の前提です。
使える範囲と限界
実際の投資収益率は年ごとに変動します。年利6%を目標にすることと、毎年6%が実現することは異なります。トータルリターンは費用控除前後や配当再投資の条件をそろえて確認します。
借入残高が複利的に増える場合にも概算できますが、返済、変動金利、手数料があれば単純には当てはまりません。
72の法則についてよくある疑問
- 年利7.2%なら必ず10年で2倍ですか?
- いいえ。一定利率の複利を想定した概算で、実際の収益や税・費用は変動します。
- 積立投資にも使えますか?
- 一括元本を想定するため、毎月の追加投資がある積立の到達年数を直接求める式ではありません。
- なぜ72を使うのですか?
- 複利の正確な対数計算を、暗算しやすく実用的な誤差で近似できる数だからです。