インフレリスク
Inflation risk
- 英語
- Inflation risk
- 領域
- 物価・実質購買力
- 確認の中心
- インフレリスクは、市場価格が日々動く価格変動リスクとは別です
インフレリスクとは
インフレリスクは、物価上昇によってお金や将来受け取る固定額の購買力が低下し、投資・貯蓄の実質的な成果が目減りするリスクです。名目額が増えていても、その伸びが物価上昇に届かなければ買える財・サービスは減ります。
実質収益率は厳密には『(1+名目収益率)÷(1+インフレ率)-1』で求めます。低い率では名目収益率からインフレ率を引く近似も使われます。固定金利の預金・債券や現金は、名目額が固定されるほど予想外の物価上昇の影響を受けます。
図解
名目資産が実質的に目減りする経路
- 物価上昇同じ財・サービスの価格が上がる
- 購買力低下同じ100万円で買える量が減る
- 名目運用利息や値上がりで残高が増える
- 実質比較運用後残高を物価上昇で割り戻す
- 資産配分期間と目的に応じリスクを分散
仕組みと類似用語の違い
仕組み
実質収益率は厳密には『(1+名目収益率)÷(1+インフレ率)-1』で求めます。低い率では名目収益率からインフレ率を引く近似も使われます。固定金利の預金・債券や現金は、名目額が固定されるほど予想外の物価上昇の影響を受けます。
類似用語との違い
インフレリスクは、市場価格が日々動く価格変動リスクとは別です。名目元本が保証されても実質価値は保証されません。一方、株式、不動産、金、物価連動債も常にインフレを上回るわけではなく、期間やインフレの原因で結果が変わります。
使い方・読み方と注意点
年2%の名目利回りで100万円が102万円になっても、同じ年に物価が3%上がれば実質収益率は約マイナス0.97%です。前年に100万円で買えたものを買うには103万円が必要となるためです。
公表インフレ率と自分の支出構成は一致しません。税引後利回り、期間、金利改定、満期、賃金、為替、予想インフレと実績の差を確認します。『現金は必ず最も危険』『株なら必ず防げる』と単一資産へ決めつけず、必要流動性と分散を考えます。
インフレリスクについてよくある疑問
- インフレリスクを簡単にいうと何ですか?
- インフレリスクは、物価上昇によってお金や将来受け取る固定額の購買力が低下し、投資・貯蓄の実質的な成果が目減りするリスクです。名目額が増えていても、その伸びが物価上昇に届かなければ買える財・サービスは減ります。
- インフレリスクは何と区別しますか?
- インフレリスクは、市場価格が日々動く価格変動リスクとは別です。名目元本が保証されても実質価値は保証されません。一方、株式、不動産、金、物価連動債も常にインフレを上回るわけではなく、期間やインフレの原因で結果が変わります。
- インフレリスクを見るときの注意点は何ですか?
- 公表インフレ率と自分の支出構成は一致しません。税引後利回り、期間、金利改定、満期、賃金、為替、予想インフレと実績の差を確認します。『現金は必ず最も危険』『株なら必ず防げる』と単一資産へ決めつけず、必要流動性と分散を考えます。
- 関連用語
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- 消費者物価指数家計物価の指標
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