アセット・オア・ナッシング
Asset-or-nothing option
- 英語
- Asset-or-nothing option
- 領域
- オプション取引・デジタル型ペイオフ
- 確認の中心
- 条件成立時は固定現金ではなく原資産価値を受け取る
アセット・オア・ナッシングとは
アセット・オア・ナッシングは、満期時に所定の条件を満たした場合は原資産またはその価値に連動する金額を受け取り、満たさなければ受取額がゼロになるオプションです。デジタル型・バイナリー型ペイオフの一種です。
コール型では通常、満期の原資産価格が権利行使価格を上回ると、原資産価格に契約単位を掛けた額がペイオフになります。プット型は通常、その価格を下回ると成立します。判定時刻、等しい場合の扱い、現物・現金決済は契約条件で決まります。
図解
満期ペイオフの分岐
- 入力満期価格Sと行使価格Kを比較
- コール条件SがKを上回れば成立
- 成立時契約単位×Sを受け取る
- 不成立時ペイオフはゼロ
- 最終損益ペイオフ-プレミアム-費用
仕組みと類似用語の違い
仕組み
コール型では通常、満期の原資産価格が権利行使価格を上回ると、原資産価格に契約単位を掛けた額がペイオフになります。プット型は通常、その価格を下回ると成立します。判定時刻、等しい場合の扱い、現物・現金決済は契約条件で決まります。
類似用語との違い
キャッシュ・オア・ナッシングは条件成立時にあらかじめ決めた固定額を受け取ります。アセット・オア・ナッシングは受取額が原資産価格に連動する点が違います。通常のコールのように『原資産価格-権利行使価格』だけを受け取る商品でもありません。
使い方・読み方と注意点
権利行使価格100、契約単位1のコール型で、満期価格が120なら条件成立時のペイオフは120です。満期価格が90ならゼロです。実際の損益は、このペイオフから購入プレミアムと費用を差し引いて判断します。
満期直前に判定価格をまたぐと価値が急変し、買い手はプレミアム全額を失うことがあります。店頭契約では発行体信用と評価方法も加わるため、原資産、障壁条件、判定価格、決済額、契約単位、満期、早期終了条件を確認します。
アセット・オア・ナッシングについてよくある疑問
- アセット・オア・ナッシングを簡単にいうと何ですか?
- アセット・オア・ナッシングは、満期時に所定の条件を満たした場合は原資産またはその価値に連動する金額を受け取り、満たさなければ受取額がゼロになるオプションです。デジタル型・バイナリー型ペイオフの一種です。
- アセット・オア・ナッシングは何と区別しますか?
- キャッシュ・オア・ナッシングは条件成立時にあらかじめ決めた固定額を受け取ります。アセット・オア・ナッシングは受取額が原資産価格に連動する点が違います。通常のコールのように『原資産価格-権利行使価格』だけを受け取る商品でもありません。
- アセット・オア・ナッシングを見るときの注意点は何ですか?
- 満期直前に判定価格をまたぐと価値が急変し、買い手はプレミアム全額を失うことがあります。店頭契約では発行体信用と評価方法も加わるため、原資産、障壁条件、判定価格、決済額、契約単位、満期、早期終了条件を確認します。
- 関連用語
- バイナリーオプション条件型オプションの総称
- キャッシュオアナッシング固定現金型との違い
- インザマネー条件成立側の価格状態
- アウト・オブ・ザ・マネー(OTM)条件不成立側の価格状態
- 権利行使価格判定の基準価格