イン・ザ・マネー(ITM)
In the money
- 英語
- In the money
- 領域
- オプション取引・価値区分
- 確認の中心
- 本質的価値と最終損益を分ける
イン・ザ・マネー(ITM)とは
イン・ザ・マネーは、オプションを直ちに権利行使したときの価値が正になる状態です。コールでは原資産価格が権利行使価格を上回り、プットでは原資産価格が権利行使価格を下回るときにITMです。
コールの本質的価値は『原資産価格-権利行使価格』の正の部分、プットは『権利行使価格-原資産価格』の正の部分です。満期前のプレミアムは本質的価値に時間価値などが加わって形成されます。
図解
コールとプットのITM判定
- コールITM原資産価格>権利行使価格
- プットITM原資産価格<権利行使価格
- 本質的価値価格差の正の部分
- プレミアム本質的価値+時間価値など
- 最終損益受取価値-支払額-費用
仕組みと類似用語の違い
仕組み
コールの本質的価値は『原資産価格-権利行使価格』の正の部分、プットは『権利行使価格-原資産価格』の正の部分です。満期前のプレミアムは本質的価値に時間価値などが加わって形成されます。
類似用語との違い
アット・ザ・マネーは原資産価格と権利行使価格がほぼ等しく、アウト・オブ・ザ・マネーは直ちに行使しても価値が生じない状態です。ITMでも、支払ったプレミアムや費用まで回収できるとは限りません。
使い方・読み方と注意点
株価120、権利行使価格100のコールは20だけITMで、本質的価値は20です。購入時のプレミアムが25なら、満期価格120での買い手損益は費用を除き5の損失となり、『ITM=利益』ではありません。
ITMの深さ、満期、予想変動率、金利、配当、決済方式を確認します。満期時の自動権利行使や反対売買の扱いは市場・取扱会社で異なり、売り手には割当てや大きな損失が生じ得ます。
イン・ザ・マネー(ITM)についてよくある疑問
- イン・ザ・マネー(ITM)を簡単にいうと何ですか?
- イン・ザ・マネーは、オプションを直ちに権利行使したときの価値が正になる状態です。コールでは原資産価格が権利行使価格を上回り、プットでは原資産価格が権利行使価格を下回るときにITMです。
- イン・ザ・マネー(ITM)は何と区別しますか?
- アット・ザ・マネーは原資産価格と権利行使価格がほぼ等しく、アウト・オブ・ザ・マネーは直ちに行使しても価値が生じない状態です。ITMでも、支払ったプレミアムや費用まで回収できるとは限りません。
- イン・ザ・マネー(ITM)を見るときの注意点は何ですか?
- ITMの深さ、満期、予想変動率、金利、配当、決済方式を確認します。満期時の自動権利行使や反対売買の扱いは市場・取扱会社で異なり、売り手には割当てや大きな損失が生じ得ます。
- 関連用語
- アウト・オブ・ザ・マネー(OTM)本質的価値がゼロの状態
- アット・ザ・マネー行使価格付近の状態
- 本質的価値(オプション取引)直ちに行使する価値
- 時間価値(オプション取引)満期までの可能性の価値
- 権利行使価格ITM判定の基準価格