カバードコール
Covered call
- 英語
- Covered call
- 領域
- オプション戦略・インカム
- 確認の中心
- 受取プレミアムと上値放棄・下落損失を同時に見る
カバードコールとは
カバードコールは、原資産を保有し、その保有数量に対応するコールオプションを売る戦略です。プレミアムを受け取る代わりに、原資産が権利行使価格を超えて上昇したときの利益を事実上限定します。
満期価格が権利行使価格以下ならコールは通常行使されず、原資産の値動きと受取プレミアムが損益になります。上回れば割当てにより行使価格で原資産を売る義務が生じ、最大利益は概ね値上がり益とプレミアムの合計です。
図解
カバードコールの損益交換
- 保有株式値上がり益と値下がり損を持つ
- コール売りプレミアムを受け取る
- 上昇時行使価格を超える利益を放棄
- 横ばい時プレミアムが収益を補う
- 下落時プレミアムを超える株価下落は損失
仕組みと類似用語の違い
仕組み
満期価格が権利行使価格以下ならコールは通常行使されず、原資産の値動きと受取プレミアムが損益になります。上回れば割当てにより行使価格で原資産を売る義務が生じ、最大利益は概ね値上がり益とプレミアムの合計です。
類似用語との違い
コール売りが原資産保有でカバーされるため、裸のコール売りとは異なります。ただし『カバー』は原資産の下落を防ぐ意味ではなく、プレミアム分だけ損益分岐点を下げるにとどまります。大幅下落時の損失は大きく残ります。
使い方・読み方と注意点
株価100で100株を持ち、行使価格110のコール1枚を3で売った場合、満期の最大利益は1株当たり13です。株価が70ならコールは失効しても、株式損失30からプレミアム3を差し引いた27の損失です。
配当前などの早期行使、割当て、株式売却による裸ポジション化、税・費用、流動性を確認します。将来売却してもよい数量だけを対応させ、権利行使価格、満期、プレミアム、損益分岐点を建玉ごとに管理します。
カバードコールについてよくある疑問
- カバードコールを簡単にいうと何ですか?
- カバードコールは、原資産を保有し、その保有数量に対応するコールオプションを売る戦略です。プレミアムを受け取る代わりに、原資産が権利行使価格を超えて上昇したときの利益を事実上限定します。
- カバードコールは何と区別しますか?
- コール売りが原資産保有でカバーされるため、裸のコール売りとは異なります。ただし『カバー』は原資産の下落を防ぐ意味ではなく、プレミアム分だけ損益分岐点を下げるにとどまります。大幅下落時の損失は大きく残ります。
- カバードコールを見るときの注意点は何ですか?
- 配当前などの早期行使、割当て、株式売却による裸ポジション化、税・費用、流動性を確認します。将来売却してもよい数量だけを対応させ、権利行使価格、満期、プレミアム、損益分岐点を建玉ごとに管理します。
- 関連用語
- コールオプション売る権利の対象
- オプション戦略組合せ戦略の全体像
- 原資産保有する原資産
- ネイキッドポジションカバーのない売りと比較
- オプション料受け取るプレミアム