毒薬条項
Poison pill
- 英語
- Poison pill
- 領域
- M&A・企業統治
- 確認の中心
- 発動条件、差別的効果、必要性・相当性、株主意思を確認する
毒薬条項とは
毒薬条項は、望ましくないと会社が判断する買収者の持株比率上昇などを契機に、新株予約権等を利用して買収の経済条件を不利にする対抗措置の通称です。
あらかじめ対応方針と発動条件を定め、条件該当時に買収者以外へ新株予約権を交付するなどして、買収者の持分を希薄化させる設計があります。実際の方式は会社ごとに異なります。
図解
毒薬条項の検討経路
- 買収提案目的・価格・資金・計画を確認
- 情報提供株主判断に必要な情報と時間
- 取締役会企業価値への影響を評価
- 株主意思導入・発動に関する意思を確認
- 対抗措置必要性・相当性の範囲で検討
仕組みと類似用語の違い
仕組み
あらかじめ対応方針と発動条件を定め、条件該当時に買収者以外へ新株予約権を交付するなどして、買収者の持分を希薄化させる設計があります。実際の方式は会社ごとに異なります。
類似用語との違い
買収提案を検討する時間・情報を確保する措置と、経営陣の地位を守るための防衛は同じではありません。発動には企業価値・株主共同利益、必要性、相当性、手続公正が問われます。
使い方・読み方と注意点
買収者だけが行使できない新株予約権を他株主が行使すれば、買収者の持株比率は低下します。一方、既存株主や市場価格への影響も生じます。
導入目的、対象買収、発動主体、独立委員会、株主意思、希薄化、解除条件、有効期間、裁判例を確認します。導入企業を自動的に株主保護的とも反買収的とも決めません。
毒薬条項についてよくある疑問
- 毒薬条項を簡単にいうと何ですか?
- 毒薬条項は、望ましくないと会社が判断する買収者の持株比率上昇などを契機に、新株予約権等を利用して買収の経済条件を不利にする対抗措置の通称です。
- 毒薬条項は何と区別しますか?
- 買収提案を検討する時間・情報を確保する措置と、経営陣の地位を守るための防衛は同じではありません。発動には企業価値・株主共同利益、必要性、相当性、手続公正が問われます。
- 毒薬条項を見るときの注意点は何ですか?
- 導入目的、対象買収、発動主体、独立委員会、株主意思、希薄化、解除条件、有効期間、裁判例を確認します。導入企業を自動的に株主保護的とも反買収的とも決めません。
- 関連用語
- TOB(株式公開買付け)支配権取得に使われる公開買付け
- 新株予約権対抗措置に使われ得る新株予約権
- 株式交換企業再編の株式交換
- 株主総会株主意思を確認する株主総会
- 株主代表訴訟役員責任を追及する代表訴訟