風説の流布
Dissemination of false rumors
- 英語
- Dissemination of false rumors
- 領域
- 証券市場・不公正取引
- 確認の中心
- 情報の内容、伝達方法、取引目的、相場への影響を確認する
風説の流布とは
風説の流布は、有価証券などの売買や相場変動を図る目的で、合理的な根拠のない情報を広める不公正行為です。金融商品取引法は、風説の流布、偽計、暴行・脅迫による取引などを禁止しています。
SNS、掲示板、メール、動画、投資者向けレポートなど媒体を問わず、虚偽や根拠不明の材料を拡散して買いを集め、自分の保有分を売り抜けるなどの行為が問題になります。取引履歴、発信者との関係、通信記録などから目的と経緯が検査されます。
図解
風説の流布を見分ける視点
- 情報事実・根拠・表現を確認
- 目的売買・相場変動を図ったか
- 拡散媒体・転送・受け手の範囲
- 取引発信前後の建玉と利得
- 検証開示と記録を照合
仕組みと類似用語の違い
仕組み
SNS、掲示板、メール、動画、投資者向けレポートなど媒体を問わず、虚偽や根拠不明の材料を拡散して買いを集め、自分の保有分を売り抜けるなどの行為が問題になります。取引履歴、発信者との関係、通信記録などから目的と経緯が検査されます。
類似用語との違い
誤った予測や意見のすべてが直ちに風説の流布になるわけではありません。ただし、他人の書き込みを転送しただけでも拡散に加担し得ます。相場操縦は仮装売買や見せ玉など取引自体で相場を誤認させる行為を含む、より広い不公正取引の類型です。
使い方・読み方と注意点
存在しない買収計画を「関係者から聞いた」とSNSで拡散し、株価上昇後に保有株を売るという例では、情報の虚偽性だけでなく、投稿前後の取引、打合せ、利得が重要な判断材料になります。
投資情報は、発行体の適時開示、取引所開示、官公庁などの一次情報で確認します。未確認の情報を「事実らしい」と添えて転送しても安全とは限りません。自身の売買や報酬との利害関係を開示し、情報の根拠と表現を慎重にします。
風説の流布についてよくある疑問
- 風説の流布を簡単にいうと何ですか?
- 風説の流布は、有価証券などの売買や相場変動を図る目的で、合理的な根拠のない情報を広める不公正行為です。金融商品取引法は、風説の流布、偽計、暴行・脅迫による取引などを禁止しています。
- 風説の流布は何と区別しますか?
- 誤った予測や意見のすべてが直ちに風説の流布になるわけではありません。ただし、他人の書き込みを転送しただけでも拡散に加担し得ます。相場操縦は仮装売買や見せ玉など取引自体で相場を誤認させる行為を含む、より広い不公正取引の類型です。
- 風説の流布を見るときの注意点は何ですか?
- 投資情報は、発行体の適時開示、取引所開示、官公庁などの一次情報で確認します。未確認の情報を「事実らしい」と添えて転送しても安全とは限りません。自身の売買や報酬との利害関係を開示し、情報の根拠と表現を慎重にします。
- 関連用語
- 相場操縦取引・情報で相場を誤認させる相場操縦
- 見せ板約定させる意思のない注文である見せ板
- インサイダー取引未公表の重要事実を使うインサイダー取引
- 証券取引等監視委員会不公正取引を調査する証券監視委員会
- 適時開示上場会社の重要情報を公表する適時開示