為替プレミアム

Forward premium

英語
Forward premium
領域
先物為替・金利差
確認の中心
通貨の金利差から得るキャリー収益と、先物・直物レートの差である為替プレミアムは同じではありません

為替プレミアムとは

為替プレミアムは、フォワードレートがスポットレートより割高な部分を指します。反対に割安な部分は為替ディスカウントです。どちらの通貨を基準に、どの表示方法で見るかによってプレミアムとディスカウントの呼び方が逆になります。

円で外貨1単位を表す場合、理論上のフォワードレートは概ね『スポットレート×(1+円金利)÷(1+外貨金利)』で結び付けられます。外貨金利が円金利より高ければ外貨は先物でディスカウントになりやすく、外貨を売る為替ヘッジにはコストとして現れます。

図解

円建て外貨レートと金利差

  • スポットS現在の円/外貨交換比率
  • 円金利分子の1+円金利
  • 外貨金利分母の1+外貨金利
  • フォワードFS×(1+円金利)÷(1+外貨金利)
  • 差額F-S正なら外貨プレミアム、負なら外貨ディスカウント
プレミアムの向きは表示通貨を逆にすると反転するため、必ず相場の表し方を先に確認します。

仕組みと類似用語の違い

仕組み

円で外貨1単位を表す場合、理論上のフォワードレートは概ね『スポットレート×(1+円金利)÷(1+外貨金利)』で結び付けられます。外貨金利が円金利より高ければ外貨は先物でディスカウントになりやすく、外貨を売る為替ヘッジにはコストとして現れます。

類似用語との違い

通貨の金利差から得るキャリー収益と、先物・直物レートの差である為替プレミアムは同じではありません。また、為替予約で将来レートを固定しても、外貨資産自体の価格変動や発行体の信用リスクは残ります。

使い方・読み方と注意点

スポットが1米ドル=150円、1年円金利1%、米ドル金利5%なら、単純な金利平価による1年先レートは150×1.01÷1.05で約144.29円です。ドルは約5.71円の先物ディスカウントとなり、ドル売りヘッジ側には概算コストです。

実際の先物レートには期間、売買スプレッド、通貨ベーシス、信用・流動性、需給が反映され、単純式からずれることがあります。『プレミアム』を確定利回りと受け取らず、通貨ペア、売買方向、表示順、満期、元本の為替変動を確認します。

為替プレミアムについてよくある疑問

為替プレミアムを簡単にいうと何ですか?
為替プレミアムは、フォワードレートがスポットレートより割高な部分を指します。反対に割安な部分は為替ディスカウントです。どちらの通貨を基準に、どの表示方法で見るかによってプレミアムとディスカウントの呼び方が逆になります。
為替プレミアムは何と区別しますか?
通貨の金利差から得るキャリー収益と、先物・直物レートの差である為替プレミアムは同じではありません。また、為替予約で将来レートを固定しても、外貨資産自体の価格変動や発行体の信用リスクは残ります。
為替プレミアムを見るときの注意点は何ですか?
実際の先物レートには期間、売買スプレッド、通貨ベーシス、信用・流動性、需給が反映され、単純式からずれることがあります。『プレミアム』を確定利回りと受け取らず、通貨ペア、売買方向、表示順、満期、元本の為替変動を確認します。
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