キャリー取引
Carry transaction
- 英語
- Carry transaction
- 領域
- 外国為替・金利差取引
- 確認の中心
- 通貨キャリートレードは低金利通貨で調達して高金利通貨で運用する一類型です
キャリー取引とは
キャリー取引は、資産を保有して得る利息、配当、ロールダウンなどの収益から、資金調達、保管、ヘッジ、ロールなどの費用を差し引いた『キャリー』を狙う取引です。通貨、債券、商品、デリバティブで使われます。
期待保有収益が維持費用を上回る資産を買い、必要に応じて価格変動や為替をヘッジします。時間の経過に伴う収益を積み上げる設計ですが、時価変動を含む最終的な総合損益はキャリーだけでは決まりません。
図解
キャリーと総合損益を分ける
- 保有収益利息・配当・ロールダウン等
- 維持費用調達・保管・ヘッジ・ロール費用
- 期待キャリー保有収益-維持費用
- 価格変動金利・為替・信用で時価が変化
- 総合損益キャリー+価格損益-追加費用
仕組みと類似用語の違い
仕組み
期待保有収益が維持費用を上回る資産を買い、必要に応じて価格変動や為替をヘッジします。時間の経過に伴う収益を積み上げる設計ですが、時価変動を含む最終的な総合損益はキャリーだけでは決まりません。
類似用語との違い
通貨キャリートレードは低金利通貨で調達して高金利通貨で運用する一類型です。債券のキャリーはクーポンと資金調達費、先物のキャリーは現物保有費用と先物価格の関係などに着目し、対象ごとに構成要素が異なります。
使い方・読み方と注意点
債券利回り4%、調達金利1.5%、為替ヘッジ費用0.7%、売買・保管費用0.1%なら、単純化した期待キャリーは年1.7%です。ただし債券価格が3%下落すれば、キャリーを上回る損失になります。
高いキャリーは信用、通貨、流動性、期間、レバレッジなどの対価である場合があります。金利・為替変動、ヘッジのずれ、資金調達更新、証拠金、税、テール損失、混雑した取引の一斉解消を確認します。
キャリー取引についてよくある疑問
- キャリー取引を簡単にいうと何ですか?
- キャリー取引は、資産を保有して得る利息、配当、ロールダウンなどの収益から、資金調達、保管、ヘッジ、ロールなどの費用を差し引いた『キャリー』を狙う取引です。通貨、債券、商品、デリバティブで使われます。
- キャリー取引は何と区別しますか?
- 通貨キャリートレードは低金利通貨で調達して高金利通貨で運用する一類型です。債券のキャリーはクーポンと資金調達費、先物のキャリーは現物保有費用と先物価格の関係などに着目し、対象ごとに構成要素が異なります。
- キャリー取引を見るときの注意点は何ですか?
- 高いキャリーは信用、通貨、流動性、期間、レバレッジなどの対価である場合があります。金利・為替変動、ヘッジのずれ、資金調達更新、証拠金、税、テール損失、混雑した取引の一斉解消を確認します。
- 関連用語
- ネガティブキャリー資産保有コストの広い概念
- キャリートレードマイナスのキャリー
- 高金利通貨調達側と運用側の金利
- 為替予約FX取引を確認
- FX(外国為替証拠金取引)為替変動リスク