無担保ローン
Unsecured Loan
- 英語
- Unsecured Loan
- 審査の基礎
- 返済能力・信用情報
無担保ローンとは
無担保ローンとは、不動産や有価証券などの物的担保を差し入れず、申込者の返済能力や信用を基に借りるローンです。カードローン、フリーローン、目的別ローンなどが代表例です。
有担保ローンとの違い
無担保ローン
物的担保を設定せず、本人の返済能力を中心に審査します。手続きが比較的簡潔な一方、金利や限度額は信用リスクを反映します。
有担保ローン
不動産などを担保に設定します。まとまった金額や長期借入れに対応しやすい一方、審査・登記費用がかかり、返済不能時には担保を失う可能性があります。
主な無担保ローン
カードローン
利用限度額の範囲内で繰り返し借入れ・返済ができ、使途が原則自由な商品です。
フリーローン
契約時にまとめて借り、原則として追加借入れをせず返済していく商品です。
目的別ローン
教育、リフォーム、自動車など、確認できる特定目的に使う商品です。
クレジットカードのキャッシング
設定されたキャッシング枠の範囲で現金を借りる機能です。買い物のショッピング枠とは別の借入れです。
審査で確認されること
金融機関や貸金業者は、申込情報、収入や勤務状況、現在の借入額、毎月の返済負担、信用情報などを基に返済能力を判断します。審査基準は各社で異なり、同じ収入でも借入目的や既存債務などによって結果は変わります。
消費者金融やクレジットカード会社など貸金業者からの個人向け借入れには、原則として貸金業者からの借入残高を年収の3分の1までとする総量規制があります。銀行の貸付けは貸金業法の総量規制の対象外ですが、返済能力を確認する審査は行われます。詳しくは総量規制も確認してください。
金利と返済総額の見方
金利だけでなく、借入残高、利用日数、返済方式、手数料を含めて総返済額を見ます。利息の概算は「借入残高×実質年率×利用日数÷365」で計算できますが、うるう年の扱いや端数処理は契約によって異なります。
毎月の返済額が小さく見えても、追加借入れを繰り返したり返済期間が長期化したりすると、支払う利息の合計は増えます。契約前に返済予定表やシミュレーションで完済時期まで確認します。
返済できない場合の注意点
無担保とは、返済不能時に直ちに換価できる特定の担保を設定していないという意味です。返済義務は残り、延滞損害金、信用情報への登録、督促や法的手続きにつながる可能性があります。返済が難しくなる前に貸し手の相談窓口へ連絡することが重要です。
ノンリコースローンは、返済原資を特定資産や事業から生じる収益に限定する融資です。個人向け無担保ローンとは仕組みが異なります。
無担保ローンについてよくある疑問
- 保証会社を利用するローンも無担保ですか?
- 物的担保を設定しない商品なら無担保ローンに含まれます。保証会社の保証は人的な信用補完であり、不動産などの物的担保とは別です。
- 無担保ローンは何にでも使えますか?
- カードローンなどは原則自由でも、事業資金などを除外する場合があります。目的別ローンは使途が限定されるため契約条件を確認します。
- 総量規制はすべての無担保ローンに適用されますか?
- いいえ。貸金業者からの個人向け借入れが中心で、銀行の貸付けには貸金業法上の総量規制は適用されません。例外・除外もあるため個別条件を確認します。