PER(株価収益率)
Price earnings ratio
- 英語
- Price earnings ratio
- 領域
- 株式評価・利益倍率
- 確認の中心
- PERが低ければ自動的に割安、高ければ割高とは限りません
PER(株価収益率)とは
PERは、株価を1株当たり利益(EPS)で割り、株価が利益の何倍で評価されているかを示す株式評価指標です。単位は倍で、同じ利益基準を使った企業、業種、時点の相対比較に利用します。
実績PERは直近実績EPS、予想PERは会社予想や市場予想のEPSを分母にします。株価とEPSの時点、連結・単体、継続事業、一時損益、希薄化後EPSをそろえ、利益見通しが変われば予想PERも更新します。
図解
PERを正しく比較する手順
- 株価評価時点の1株価格をそろえる
- EPS実績・予想と希薄化基準を確認
- 割り算株価÷1株当たり利益
- 同条件比較業種・期間・会計基準をそろえる
- 背景分析成長・金利・一時損益を確認
仕組みと類似用語の違い
仕組み
実績PERは直近実績EPS、予想PERは会社予想や市場予想のEPSを分母にします。株価とEPSの時点、連結・単体、継続事業、一時損益、希薄化後EPSをそろえ、利益見通しが変われば予想PERも更新します。
類似用語との違い
PERが低ければ自動的に割安、高ければ割高とは限りません。PBRは純資産、PSRは売上高との倍率です。PERの逆数は利益利回りですが、利益を全額配当するわけではないため、PER13倍を『13年で投資回収』と断定できません。
使い方・読み方と注意点
株価2,000円、EPS150円ならPERは2,000÷150=約13.33倍です。翌期EPSが200円へ増える予想で株価が同じなら予想PERは10倍になりますが、予想どおり利益が出る保証はありません。
EPSがゼロまたは赤字のときPERは算出不能・解釈困難です。景気循環企業の利益ピーク、一時的な売却益、会計基準、株式数変化で倍率がゆがみます。国際比較でEPSをEBITDAへ置き換えず、成長率、資本構成、金利、利益の質と併せて確認します。
PER(株価収益率)についてよくある疑問
- PER(株価収益率)を簡単にいうと何ですか?
- PERは、株価を1株当たり利益(EPS)で割り、株価が利益の何倍で評価されているかを示す株式評価指標です。単位は倍で、同じ利益基準を使った企業、業種、時点の相対比較に利用します。
- PER(株価収益率)は何と区別しますか?
- PERが低ければ自動的に割安、高ければ割高とは限りません。PBRは純資産、PSRは売上高との倍率です。PERの逆数は利益利回りですが、利益を全額配当するわけではないため、PER13倍を『13年で投資回収』と断定できません。
- PER(株価収益率)を見るときの注意点は何ですか?
- EPSがゼロまたは赤字のときPERは算出不能・解釈困難です。景気循環企業の利益ピーク、一時的な売却益、会計基準、株式数変化で倍率がゆがみます。国際比較でEPSをEBITDAへ置き換えず、成長率、資本構成、金利、利益の質と併せて確認します。
- 関連用語
- EPS(1株当たり利益)分母となる1株利益
- PBR(株価純資産倍率)純資産倍率と比較
- PSR(株価売上高倍率)売上高倍率と比較
- ROE(自己資本利益率)資本効率を確認
- PEGレシオ成長率を加味する倍率