ライツプラン
Rights plan
- 英語
- Rights plan
- 領域
- 企業買収・株主権利
- 確認の中心
- 株主全員へ資金調達目的で株式取得の機会を与える通常のライツ・オファリングとは目的が異なります
ライツプランとは
ライツプランは、一定の買収者が手続を守らない場合などに、差別的な行使条件を付けた新株予約権の無償割当て等を用いて買収を困難にする、買収への対応方針・対抗措置の一類型です。一般にポイズンピルと呼ばれる仕組みの一つです。
会社は対象となる株式取得の基準、情報提供・検討期間、発動判断の手続をあらかじめ、または買収提案後に定めます。発動時は買収者が行使できない新株予約権等を他の株主へ割り当て、買収者の議決権比率や取得コストへ影響させます。
図解
ライツプランの判断と発動の流れ
- 買収提案一定割合の取得方針が示される
- 情報・時間会社と株主が条件や影響を検討
- 株主意思総会等の設計に沿い判断
- 対抗措置差別的条件付き新株予約権等を発動
- 効果検証希薄化・買収条件・企業価値を再評価
仕組みと類似用語の違い
仕組み
会社は対象となる株式取得の基準、情報提供・検討期間、発動判断の手続をあらかじめ、または買収提案後に定めます。発動時は買収者が行使できない新株予約権等を他の株主へ割り当て、買収者の議決権比率や取得コストへ影響させます。
類似用語との違い
株主全員へ資金調達目的で株式取得の機会を与える通常のライツ・オファリングとは目的が異なります。また、ライツプランを導入・発動すれば常に適法・妥当になるわけではありません。株主意思、必要性、相当性、取締役会の説明責任が事案ごとに問われます。
使い方・読み方と注意点
買収者が20%超の取得を目指したとき、会社が必要情報と検討期間を求め、株主総会等で発動を判断する設計があります。条件違反時に買収者以外へ権利効果を生じさせれば、買収者の比率が薄まり得ますが、具体的効果は発行条件で変わります。
経営陣の保身を目的にせず、企業価値と株主共同の利益、買収者と一般株主の情報、代替提案を公正に比較する必要があります。基準の明確性、独立委員会、株主意思確認、差別的条件、金銭交付、廃止条件、裁判例、開示内容を確認します。
ライツプランについてよくある疑問
- ライツプランを簡単にいうと何ですか?
- ライツプランは、一定の買収者が手続を守らない場合などに、差別的な行使条件を付けた新株予約権の無償割当て等を用いて買収を困難にする、買収への対応方針・対抗措置の一類型です。一般にポイズンピルと呼ばれる仕組みの一つです。
- ライツプランは何と区別しますか?
- 株主全員へ資金調達目的で株式取得の機会を与える通常のライツ・オファリングとは目的が異なります。また、ライツプランを導入・発動すれば常に適法・妥当になるわけではありません。株主意思、必要性、相当性、取締役会の説明責任が事案ごとに問われます。
- ライツプランを見るときの注意点は何ですか?
- 経営陣の保身を目的にせず、企業価値と株主共同の利益、買収者と一般株主の情報、代替提案を公正に比較する必要があります。基準の明確性、独立委員会、株主意思確認、差別的条件、金銭交付、廃止条件、裁判例、開示内容を確認します。
- 関連用語
- ポイズンピル近縁の買収防衛策
- 敵対的買収同意なき買収を確認
- TOB(株式公開買付け)公開買付けとの関係
- 新株予約権権利の法的形式
- 第三者割当増資希薄化を確認