流動性リスク
Liquidity risk
- 英語
- Liquidity risk
- 領域
- 市場取引・換金可能性
- 確認の中心
- 価格変動リスクは相場自体が動く危険、流動性リスクは取引しようとした行動で不利になる危険です
流動性リスクとは
流動性リスクは、必要な時に資産を妥当な価格と時間で売買できない、または資金を調達できないことで損失が生じるリスクです。投資商品では、売り注文を出しても買い手が少なく、価格を大きく下げなければ換金できない市場流動性リスクが中心です。
市場の流動性は、売値と買値の差、注文板の厚さ、出来高、約定までの時間、注文量に対する価格変化で観察します。参加者が撤退する局面ではスプレッドが広がり、価格インパクトが増え、評価価格と実際の換金額の差が拡大します。
図解
大口売却で流動性コストが生じる流れ
- 売却需要保有量を短時間で現金化したい
- 注文板最良価格の反対注文が不足
- 価格インパクト下の買い注文まで約定が進む
- 平均価格低下表示価格より受取額が減る
- 市場悪化参加者撤退で差がさらに拡大
仕組みと類似用語の違い
仕組み
市場の流動性は、売値と買値の差、注文板の厚さ、出来高、約定までの時間、注文量に対する価格変化で観察します。参加者が撤退する局面ではスプレッドが広がり、価格インパクトが増え、評価価格と実際の換金額の差が拡大します。
類似用語との違い
価格変動リスクは相場自体が動く危険、流動性リスクは取引しようとした行動で不利になる危険です。満期前解約できない預金や譲渡制限商品は契約上の流動性制約です。支払い資金を調達できない資金流動性リスクとも区別します。
使い方・読み方と注意点
最良買い気配が1,000円で1,000株しかなく、1万株をすぐ売りたい場合、残りは990円、980円など下の注文へぶつかる可能性があります。画面の1,000円に1万株すべてを売れるとは限らず、平均約定価格が低下します。
平時の出来高だけで危機時の換金性を保証できません。注文規模、保有集中、取引停止、値幅制限、ファンド解約、担保差入れ、期限、店頭取引の相手方、売却費用を確認します。現金化期限に合わせて資産を分散し、強制売却を避ける余力も管理します。
流動性リスクについてよくある疑問
- 流動性リスクを簡単にいうと何ですか?
- 流動性リスクは、必要な時に資産を妥当な価格と時間で売買できない、または資金を調達できないことで損失が生じるリスクです。投資商品では、売り注文を出しても買い手が少なく、価格を大きく下げなければ換金できない市場流動性リスクが中心です。
- 流動性リスクは何と区別しますか?
- 価格変動リスクは相場自体が動く危険、流動性リスクは取引しようとした行動で不利になる危険です。満期前解約できない預金や譲渡制限商品は契約上の流動性制約です。支払い資金を調達できない資金流動性リスクとも区別します。
- 流動性リスクを見るときの注意点は何ですか?
- 平時の出来高だけで危機時の換金性を保証できません。注文規模、保有集中、取引停止、値幅制限、ファンド解約、担保差入れ、期限、店頭取引の相手方、売却費用を確認します。現金化期限に合わせて資産を分散し、強制売却を避ける余力も管理します。