収益率配列リスク
Sequence-of-returns risk
- 英語
- Sequence-of-returns risk
- 領域
- 資産寿命・取崩しリスク
- 確認の中心
- 入出金がなければ、+25%と-20%のような乗算収益は順序を入れ替えても最終倍率は同じです
収益率配列リスクとは
収益率配列リスクは、同じ期間に同じ収益率を経験しても、その発生順序によって資産の最終残高や資産寿命が変わるリスクです。特に定期的な取崩しや積立てがあると影響が大きくなります。
取崩し期の序盤に大幅下落すると、生活費などを賄うため値下がり後の資産を多く売ることになります。その後に相場が回復しても、回復に参加する保有数量が減っているため残高が戻りにくくなります。
図解
同じ収益率でも取崩しで差が出る
- 下落が先100→80→10取崩し→70→87.5
- 上昇が先100→125→10取崩し→115→92
- 入出金なしどちらも100×0.8×1.25=100
- 差の原因下落後に資産を売ると回復に使える残高が減る
仕組みと類似用語の違い
仕組み
取崩し期の序盤に大幅下落すると、生活費などを賄うため値下がり後の資産を多く売ることになります。その後に相場が回復しても、回復に参加する保有数量が減っているため残高が戻りにくくなります。
類似用語との違い
入出金がなければ、+25%と-20%のような乗算収益は順序を入れ替えても最終倍率は同じです。順序で差が生じる中心要因は、途中の取崩し・積立てと残高の変化です。平均収益率だけのリスクとは異なります。
使い方・読み方と注意点
100万円から開始し、1年目末に10万円を引き出すとします。-20%、+25%の順なら最終87.5万円、+25%、-20%の順なら92万円となり、二つの収益率は同じでも4.5万円の差が出ます。
将来の相場順序は予測できません。現金・短期資産のバッファー、取崩し率の調整、資産配分、定期的なリバランス、年金等の安定収入、長寿リスク、税・手数料を含む複数シナリオで備えます。
収益率配列リスクについてよくある疑問
- 収益率配列リスクを簡単にいうと何ですか?
- 収益率配列リスクは、同じ期間に同じ収益率を経験しても、その発生順序によって資産の最終残高や資産寿命が変わるリスクです。特に定期的な取崩しや積立てがあると影響が大きくなります。
- 収益率配列リスクは何と区別しますか?
- 入出金がなければ、+25%と-20%のような乗算収益は順序を入れ替えても最終倍率は同じです。順序で差が生じる中心要因は、途中の取崩し・積立てと残高の変化です。平均収益率だけのリスクとは異なります。
- 収益率配列リスクを見るときの注意点は何ですか?
- 将来の相場順序は予測できません。現金・短期資産のバッファー、取崩し率の調整、資産配分、定期的なリバランス、年金等の安定収入、長寿リスク、税・手数料を含む複数シナリオで備えます。
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