イールドレシオ
Yield ratio
- 英語
- Yield ratio
- 領域
- 株式・債券・相対評価
- 確認の中心
- 計算方向を明記しイールドスプレッドと混同しない
イールドレシオとは
イールドレシオは、長期国債利回りを株式益利回りで割り、株式と債券の相対的な利回り水準を見る指標です。日本で一般的な定義では『長期金利÷株式益利回り』ですが、資料により逆数を指す場合があるため式を確認します。
株式益利回りは予想または実績の1株利益を株価で割った値で、PERの逆数に相当します。長期国債利回りをこれで割ると、債券利回りが株式益利回りの何倍かを示します。比較する時点と利益予想の基準をそろえます。
図解
イールドレシオの読み方
- 長期金利例では2%
- 株式益利回り例では5%
- 計算2%÷5%=0.4
- 変化の要因金利・利益予想・株価に分解
- 注意資料ごとの式と対象指数を確認
仕組みと類似用語の違い
仕組み
株式益利回りは予想または実績の1株利益を株価で割った値で、PERの逆数に相当します。長期国債利回りをこれで割ると、債券利回りが株式益利回りの何倍かを示します。比較する時点と利益予想の基準をそろえます。
類似用語との違い
イールドスプレッドは通常、二つの利回りの差で、イールドレシオは比率です。株式益利回りは企業利益を株価で割った会計的な指標であり、投資家へ確実に支払われる利息や配当利回りではありません。
使い方・読み方と注意点
長期国債利回り2%、株式益利回り5%なら、長期金利÷株式益利回りは0.4です。以前の0.6から低下しても、金利低下なのか利益予想上昇なのか株価下落なのかで意味が異なるため、構成要素へ分解します。
国債と株式では信用、満期、利益成長、価格変動が違い、比率だけで割安・割高を断定できません。対象指数、予想・実績EPS、集計方法、長期金利の年限、税・インフレを確認し、長期推移やリスクプレミアムと併読します。
イールドレシオについてよくある疑問
- イールドレシオを簡単にいうと何ですか?
- イールドレシオは、長期国債利回りを株式益利回りで割り、株式と債券の相対的な利回り水準を見る指標です。日本で一般的な定義では『長期金利÷株式益利回り』ですが、資料により逆数を指す場合があるため式を確認します。
- イールドレシオは何と区別しますか?
- イールドスプレッドは通常、二つの利回りの差で、イールドレシオは比率です。株式益利回りは企業利益を株価で割った会計的な指標であり、投資家へ確実に支払われる利息や配当利回りではありません。
- イールドレシオを見るときの注意点は何ですか?
- 国債と株式では信用、満期、利益成長、価格変動が違い、比率だけで割安・割高を断定できません。対象指数、予想・実績EPS、集計方法、長期金利の年限、税・インフレを確認し、長期推移やリスクプレミアムと併読します。
- 関連用語
- 株式益利回り分母となる株式益利回り
- 長期金利分子となる長期金利
- イールドスプレッド差で見る指標との違い
- PER(株価収益率)益利回りの逆数
- リスクプレミアム異なるリスクへの上乗せ