ゼロクーポン債
Zero-coupon bond
- 英語
- Zero-coupon bond
- 領域
- 債券・金利
- 確認の中心
- 購入価格と満期額、複利利回り、金利感応度を見る
ゼロクーポン債とは
ゼロクーポン債は、保有期間中に定期的な利息を支払わず、通常は額面より低い価格で発行・取引され、満期に額面を受け取る債券です。購入価格と償還額の差が主な収益源です。
満期に受け取る金額を市場利回りで現在価値へ割り引いて価格を決めます。単純化すると価格は『額面÷(1+利回り)の残存年数乗』で、利回りが上がれば価格は下がります。
図解
ゼロクーポン債の価格
- 満期額将来受け取る額面F
- 市場利回り年率rで将来額を割り引く
- 残存年数満期までn年
- 現在価格P=F÷(1+r)ⁿ
- 金利上昇割引が大きくなり価格は低下
仕組みと類似用語の違い
仕組み
満期に受け取る金額を市場利回りで現在価値へ割り引いて価格を決めます。単純化すると価格は『額面÷(1+利回り)の残存年数乗』で、利回りが上がれば価格は下がります。
類似用語との違い
ストリップスは元の利付債の利息・元本を分離して作るゼロクーポン証券です。割引債という呼び方は広く使われますが、税務・会計上の区分や発行条件まで常に同一とは限りません。
使い方・読み方と注意点
5年後に100を受け取る債券を現在約78.35で買い、複利年率5%なら、78.35×1.05の5乗は約100になります。途中売却額はその時点の利回りで変わります。
定期収入がなく、残存期間が長いほど価格は金利変化に敏感です。発行体信用、満期、通貨、税務、償還条件、流動性を確認し、満期額が大きいことを高利回りや元本保証と混同しません。
ゼロクーポン債についてよくある疑問
- ゼロクーポン債を簡単にいうと何ですか?
- ゼロクーポン債は、保有期間中に定期的な利息を支払わず、通常は額面より低い価格で発行・取引され、満期に額面を受け取る債券です。購入価格と償還額の差が主な収益源です。
- ゼロクーポン債は何と区別しますか?
- ストリップスは元の利付債の利息・元本を分離して作るゼロクーポン証券です。割引債という呼び方は広く使われますが、税務・会計上の区分や発行条件まで常に同一とは限りません。
- ゼロクーポン債を見るときの注意点は何ですか?
- 定期収入がなく、残存期間が長いほど価格は金利変化に敏感です。発行体信用、満期、通貨、税務、償還条件、流動性を確認し、満期額が大きいことを高利回りや元本保証と混同しません。
- 関連用語
- 割引債割引価格で発行される債券
- クーポンストリッピング利付債からゼロクーポン証券を作る方法
- デュレーション金利変化への価格感応度
- 金利現在価値を左右する割引率
- アクリーション割引額を満期へ向けて積み上げる処理