クーポンストリッピング
Coupon stripping
- 英語
- Coupon stripping
- 領域
- 債券・ゼロクーポン証券
- 確認の中心
- 各クーポンと元本を別満期の証券として扱う
クーポンストリッピングとは
クーポンストリッピングは、利付債の将来の利払いと満期元本を分離し、それぞれを独立したゼロクーポン証券として保有・売買できるようにする仕組みです。米国債のSTRIPSが代表例です。
残存10年で半年ごとに利払う債券なら、20回のクーポンと1回の元本を21個の別証券へ分けます。各証券は固有の満期日に一度だけ支払い、現在価格はその支払額を満期に応じた利回りで割り引いて決まります。
図解
10年債を21個へ分離
- 元の債券半年利払い20回+満期元本1回
- 分離処理利息と元本の権利を切り分ける
- クーポンSTRIPS各利払日に一度だけ受け取る
- 元本STRIPS最終満期日に額面を受け取る
- 再構成全残存要素を集め元の債券へ戻し得る
仕組みと類似用語の違い
仕組み
残存10年で半年ごとに利払う債券なら、20回のクーポンと1回の元本を21個の別証券へ分けます。各証券は固有の満期日に一度だけ支払い、現在価格はその支払額を満期に応じた利回りで割り引いて決まります。
類似用語との違い
発行時から利払いのないゼロクーポン債と経済的なキャッシュフローは似ていますが、ストリップ証券は元の利付債を分離して作ります。制度によっては必要な全構成要素を集め、元の債券へ再構成できます。
使い方・読み方と注意点
5年後に100を受け取る元本ストリップを現在80で買えば、保有中のクーポンはなく、満期の100との差が収益源です。途中売却価格は金利に敏感で、同じ発行体の利付債よりデュレーションが長くなりやすい点に注意します。
対象債券、分離・再構成の可否、保管制度、最低単位、価格、税務、信用、流動性を確認します。定期利息がないため資金需要に合う満期を選び、金利上昇時の大きな価格下落を想定します。
クーポンストリッピングについてよくある疑問
- クーポンストリッピングを簡単にいうと何ですか?
- クーポンストリッピングは、利付債の将来の利払いと満期元本を分離し、それぞれを独立したゼロクーポン証券として保有・売買できるようにする仕組みです。米国債のSTRIPSが代表例です。
- クーポンストリッピングは何と区別しますか?
- 発行時から利払いのないゼロクーポン債と経済的なキャッシュフローは似ていますが、ストリップ証券は元の利付債を分離して作ります。制度によっては必要な全構成要素を集め、元の債券へ再構成できます。
- クーポンストリッピングを見るときの注意点は何ですか?
- 対象債券、分離・再構成の可否、保管制度、最低単位、価格、税務、信用、流動性を確認します。定期利息がないため資金需要に合う満期を選び、金利上昇時の大きな価格下落を想定します。
- 関連用語
- クーポン分離される利払い
- ゼロクーポン債一回払い債券の一般構造
- 割引債割引価格で取引される債券
- デュレーション金利感応度の中心指標
- Treasury Note(米国財務省中期証券)STRIPSの元となり得る米国債