金融・経済用語辞典は、最新の経済・金融に関する用語などを解説するインターネット辞書サイトです。

PSR(株価売上高倍率)とは

PSR(株価売上高倍率・Price to Sales Ratio)とは、現在の株価が売上高に対して割高、割安を見るための指標の一つ。収益と株価の関係についてはPER(株価収益率)が知られるが、赤字企業では利用できない。そんな中でも株かの割高、割安かを「売上高」という指標から判断するのがPSR。

PSRの計算方法
=時価総額÷株価
=株価÷一株当たり売上高

たとえば、赤字上場のベンチャー企業などを評価する場合、PERでは評価できない、仮に黒字が出ている場合であっても期待先行の場合、PERは数十倍、数百倍となることもありうる。

そんな赤字のベンチャー企業であったとしても、成長していれば赤字であっても売上は伸びていくものであるという点に注目したのがPSRとなる。

その企業に対して期待が高まり株価が上昇する中、PSRが大きく上昇しているのであれば買われすぎ、利益は伸びていなくてもPSRの伸びがあまり大きくないのであれば期待通りに成長していると判断できる。

このようにPSRは従来のPERPBRなどの株価指標では評価しづらいベンチャー企業などの株価を評価・比較する際に利用されることが多い。

もしかして?(PSR(株価売上高倍率)関連用語一覧)

  1. 減損会計
  2. ボトムアップ
  3. DDM
  4. 内部収益率
  5. 当座比率

 

 

PSR(株価売上高倍率)の登録カテゴリ情報

メインカテゴリ:財務分析
サブカテゴリ(4):株式投資 , 取引・トレード , 企業 , 取引所・マーケット

なお、「金融経済用語辞典トップページ」からも情報をお探しいただけます。

 

PSR(株価売上高倍率)に関するクチコミ・投稿情報

PSR(株価売上高倍率)に関連すると考えられるクチコミや投稿情報を表示しています。できる限りPSR(株価売上高倍率)に合った情報を表示できるよう努力しておりますが、時事的な質問などが表示されたり、不適切な情報が掲載される可能性もありますが、ご了承ください。

見つかりませんでした