ベガ
Vega
- 英語
- Vega
- 領域
- デリバティブ・リスク指標
- 確認の中心
- 変動率の単位、基準時点、他条件一定を確認
ベガとは
ベガは、インプライド・ボラティリティが変化したとき、オプション価格がどの程度変わるかを示す感応度です。一般に変動率が1ポイント変化した場合の価格変化として表示します。
他の条件を一定とした局所的な近似で、価格変化は概ねベガ×変動率変化です。通常のロング・コールとロング・プットは正のベガを持ち、変動率上昇で価値が上がる傾向があります。
図解
ベガによる価格変化の近似
- 基準IV20%
- 新しいIV21%
- 変化幅1パーセントポイント
- ベガ1ポイント当たり12円
- 近似価格変化12×1=+12円
仕組みと類似用語の違い
仕組み
他の条件を一定とした局所的な近似で、価格変化は概ねベガ×変動率変化です。通常のロング・コールとロング・プットは正のベガを持ち、変動率上昇で価値が上がる傾向があります。
類似用語との違い
ベータは株式の市場感応度、ガンマはデルタの原資産価格感応度、セータは時間経過への感応度です。ベガはギリシャ文字ではありませんが、オプションのグリークスに含めます。
使い方・読み方と注意点
ベガ12円が『変動率1ポイント当たり』なら、IVが20%から21%へ上がると理論価格は約12円上がります。20%から20.01%の変化と誤読しないよう表示単位を見ます。
単位、契約乗数、IVの定義、満期、行使価格、モデルを確認します。大幅変化では線形近似がずれ、スマイル、金利、価格、時間も同時に動くため実損益をベガだけで説明しません。
ベガについてよくある疑問
- ベガを簡単にいうと何ですか?
- ベガは、インプライド・ボラティリティが変化したとき、オプション価格がどの程度変わるかを示す感応度です。一般に変動率が1ポイント変化した場合の価格変化として表示します。
- ベガは何と区別しますか?
- ベータは株式の市場感応度、ガンマはデルタの原資産価格感応度、セータは時間経過への感応度です。ベガはギリシャ文字ではありませんが、オプションのグリークスに含めます。
- ベガを見るときの注意点は何ですか?
- 単位、契約乗数、IVの定義、満期、行使価格、モデルを確認します。大幅変化では線形近似がずれ、スマイル、金利、価格、時間も同時に動くため実損益をベガだけで説明しません。
- 関連用語
- インプライド・ボラティリティ市場価格から逆算する変動率
- デルタ原資産価格への一次感応度
- ガンマデルタの変化を測る感応度
- シータ時間経過への感応度
- プレミアム感応度が作用するオプション価格