ファンド・ファイナンス
ふぁんどふぁいなんす
Fund Finance
- 読み
- ふぁんどふぁいなんす
- 英語
- Fund Finance
ファンド・ファイナンスとは
ファンド・ファイナンスとは、投資ファンドやその関連主体に対して行う融資の総称で、未払込出資約束、保有資産の純資産価値、GP・LP持分などを返済原資や担保に用います。
設立初期は投資家の未払込出資約束に基づくサブスクリプションライン、運用後期は保有資産と分配金に基づくNAV融資などが使われます。目的は投資実行までのつなぎ、運転資金、追加投資、分配、借換えなどです。
図解
ファンド・ファイナンスの信用基盤
- 投資家の出資約束サブスクリプションラインの返済原資になる
- ファンド保有資産NAV融資の担保価値と分配原資になる
- GP・LP持分関連主体向け融資の担保になる場合がある
- 貸し手目的、担保、階層に応じて融資条件を設定する
仕組みと類似用語の違い
仕組み
設立初期は投資家の未払込出資約束に基づくサブスクリプションライン、運用後期は保有資産と分配金に基づくNAV融資などが使われます。目的は投資実行までのつなぎ、運転資金、追加投資、分配、借換えなどです。
類似用語との違い
投資先企業への融資ではなく、資産を保有するファンド段階の借入れです。ファンド・ファイナンスは上位概念であり、サブスクリプションラインとNAV融資は信用の裏付けが異なる代表的な下位類型です。
使い方・読み方と注意点
買収ファンドが投資家の資金着金前に案件を決済するためサブスクリプションラインを使い、投資期間の後半には既存企業の価値を基礎とするNAV融資で追加投資資金を調達する場合があります。
投資先企業にも借入れがあると、ファンド段階の借入れが重なりレバレッジが多層化します。担保範囲、財務制限条項、借入目的、返済順位、IRRへの影響、投資家への開示、ストレス時の資産売却可能性を確認します。
ファンド・ファイナンスについてよくある疑問
- ファンド・ファイナンスを簡単にいうと何ですか?
- ファンド・ファイナンスとは、投資ファンドやその関連主体に対して行う融資の総称で、未払込出資約束、保有資産の純資産価値、GP・LP持分などを返済原資や担保に用います。
- ファンド・ファイナンスは何と区別しますか?
- 投資先企業への融資ではなく、資産を保有するファンド段階の借入れです。ファンド・ファイナンスは上位概念であり、サブスクリプションラインとNAV融資は信用の裏付けが異なる代表的な下位類型です。
- ファンド・ファイナンスを見るときの注意点は何ですか?
- 投資先企業にも借入れがあると、ファンド段階の借入れが重なりレバレッジが多層化します。担保範囲、財務制限条項、借入目的、返済順位、IRRへの影響、投資家への開示、ストレス時の資産売却可能性を確認します。
- 関連用語
- サブスクリプションライン未払込出資約束を主な信用基盤にする融資
- NAV融資保有資産の価値と分配金を基礎にする融資
- プライベート市場ファンド融資が広く使われる非公開投資領域
- レバレッジ借入れによって持分損益を増幅する仕組み
- 流動性ミスマッチ資金需要と資産回収時期のずれ