為替差損

Foreign exchange loss

英語
Foreign exchange loss
領域
外国為替・円換算損失
確認の中心
為替差損は、債券価格下落、株価下落、信用損失、利息とは別の損益要因です

為替差損とは

為替差損は、外貨を取得した時と円へ交換・決済・他資産へ使用した時の為替レートが変わり、円など基準通貨で測った価値が減ったことによる損失です。未決済の評価損と、取引で確定した実現損があります。

基本的な実現差損は『取得時の円換算額-決済時の円換算額』に為替手数料等を加味して求めます。外貨建資産では、現地通貨価格の損益がプラスでも、円高による為替差損が大きければ円ベースのトータルリターンはマイナスになり得ます。

図解

外貨価値の低下が為替差損になるまで

  1. 外貨取得数量と取得時の円換算額を記録
  2. 為替変動基準通貨に対し外貨が下落
  3. 評価損保有中の円換算価値が減少
  4. 交換・使用円転や他資産購入で実現し得る
  5. 最終損失商品損益・費用・税務を区分
外貨建商品の価格損失と為替差損を二重計上しないよう分けて測ります。

仕組みと類似用語の違い

仕組み

基本的な実現差損は『取得時の円換算額-決済時の円換算額』に為替手数料等を加味して求めます。外貨建資産では、現地通貨価格の損益がプラスでも、円高による為替差損が大きければ円ベースのトータルリターンはマイナスになり得ます。

類似用語との違い

為替差損は、債券価格下落、株価下落、信用損失、利息とは別の損益要因です。企業会計の期末換算で生じる差損と、個人が外貨を交換した実現損も同じ処理とは限りません。FXデリバティブの損失は一定の先物取引区分で扱われます。

使い方・読み方と注意点

1米ドル=120円で1万米ドルを取得し、1米ドル=100円で円へ交換した場合、手数料等を除く為替差損は(120円-100円)×1万米ドル=20万円です。円へ戻していなくても、期末評価や他資産購入で認識する場面があります。

損失を給与・事業・株式・他の雑所得と自由に通算できるわけではありません。外貨預金、外貨MMF、外債、外国株、FX、事業取引で所得区分と実現時点が異なります。取得レート、数量、交換・使用時点、手数料、ヘッジを記録し、年分ごとの税務を確認します。

為替差損についてよくある疑問

為替差損を簡単にいうと何ですか?
為替差損は、外貨を取得した時と円へ交換・決済・他資産へ使用した時の為替レートが変わり、円など基準通貨で測った価値が減ったことによる損失です。未決済の評価損と、取引で確定した実現損があります。
為替差損は何と区別しますか?
為替差損は、債券価格下落、株価下落、信用損失、利息とは別の損益要因です。企業会計の期末換算で生じる差損と、個人が外貨を交換した実現損も同じ処理とは限りません。FXデリバティブの損失は一定の先物取引区分で扱われます。
為替差損を見るときの注意点は何ですか?
損失を給与・事業・株式・他の雑所得と自由に通算できるわけではありません。外貨預金、外貨MMF、外債、外国株、FX、事業取引で所得区分と実現時点が異なります。取得レート、数量、交換・使用時点、手数料、ヘッジを記録し、年分ごとの税務を確認します。
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