オーバー・パー(債券)
Above par
- 英語
- Above par
- 領域
- 債券価格・利回り
- 確認の中心
- 高いクーポンと額面超の購入価格を合わせて利回りを見る
オーバー・パー(債券)とは
オーバー・パーは、債券の市場価格が額面価格を上回る状態です。額面100に対して価格105なら5だけオーバー・パーで、満期に額面100で償還される通常の債券では、その価格差を利息収入と合わせて評価します。
既発債のクーポンが現在の同程度の市場利回りより高いと、その有利な利払いを反映して価格が額面を上回りやすくなります。満期が近づき信用状態などが変わらなければ、価格は償還額へ近づく傾向があります。
図解
オーバー・パー債の収益要因
- 購入価格額面100を105で取得
- クーポン保有中の利息を受け取る
- 満期通常は額面100を受け取る
- 価格差105から100への5を考慮
- 総合評価利息・時期・費用を含むYTMで比較
仕組みと類似用語の違い
仕組み
既発債のクーポンが現在の同程度の市場利回りより高いと、その有利な利払いを反映して価格が額面を上回りやすくなります。満期が近づき信用状態などが変わらなければ、価格は償還額へ近づく傾向があります。
類似用語との違い
アンダー・パーは価格が額面未満、パーはほぼ額面です。オーバー・パーは『利回りが高い』と同義ではありません。購入価格が高い分、表面利率より最終利回りが低くなることがあります。
使い方・読み方と注意点
額面100、年3のクーポン、残存2年の債券を105で買い100で償還されると、受取利息合計6に対し価格差5が差し引かれます。正確な最終利回りは受取時期、経過利息、複利条件を含めて計算します。
額面超過分だけを損失と呼んで判断せず、クーポンと償還額を含むキャッシュフロー全体を見ます。信用、繰上償還、金利、残存期間、経過利息、税、手数料、通貨、償却原価の扱いを確認します。
オーバー・パー(債券)についてよくある疑問
- オーバー・パー(債券)を簡単にいうと何ですか?
- オーバー・パーは、債券の市場価格が額面価格を上回る状態です。額面100に対して価格105なら5だけオーバー・パーで、満期に額面100で償還される通常の債券では、その価格差を利息収入と合わせて評価します。
- オーバー・パー(債券)は何と区別しますか?
- アンダー・パーは価格が額面未満、パーはほぼ額面です。オーバー・パーは『利回りが高い』と同義ではありません。購入価格が高い分、表面利率より最終利回りが低くなることがあります。
- オーバー・パー(債券)を見るときの注意点は何ですか?
- 額面超過分だけを損失と呼んで判断せず、クーポンと償還額を含むキャッシュフロー全体を見ます。信用、繰上償還、金利、残存期間、経過利息、税、手数料、通貨、償却原価の扱いを確認します。
- 関連用語
- アンダーパー(債券用語)額面未満の状態
- 額面価格比較基準となる額面
- クーポン定期的な利払い
- YTM(最終利回り)全キャッシュフローの利回り
- アクリーション割引債の帳簿上の増価