劣後債

Subordinated bond

英語
Subordinated bond
領域
債券・損失吸収
確認の中心
普通社債より弁済順位が低く、普通株式よりは通常高い中間的な位置です

劣後債とは

劣後債は、発行体の破産、会社更生などの劣後事由が発生したとき、一般の優先債権より元本・利息の支払順位が後になる特約を持つ債券です。

通常時は契約に従って利払いと償還を行いますが、破綻時は上位債権者への弁済後に残余財産がある場合に限り回収できます。損失吸収条項、利払い停止、期限前償還条項を持つ商品もあります。

図解

破綻時の弁済順位

  • 担保付・優先債権契約と法令に従い先に弁済
  • 普通社債等一般無担保債権の順位
  • 劣後債上位債権の後に弁済
  • 株式残余財産に対する持分
実際の順位は契約と破綻法制で決まるため、銘柄ごとの劣後条項を読みます。

仕組みと類似用語の違い

仕組み

通常時は契約に従って利払いと償還を行いますが、破綻時は上位債権者への弁済後に残余財産がある場合に限り回収できます。損失吸収条項、利払い停止、期限前償還条項を持つ商品もあります。

類似用語との違い

普通社債より弁済順位が低く、普通株式よりは通常高い中間的な位置です。銀行等の規制資本へ算入されるかは、満期、劣後性、損失吸収条件等の基準を満たすかで決まります。

使い方・読み方と注意点

同一発行体の普通社債利回り2%、劣後債3.5%なら、差には弁済順位と損失吸収の追加リスクが反映され得ます。

高い利回りの引き換えに回収率が低くなり得ます。劣後順位、契約上の劣後事由、利払い裁量、満期延長、償還権、転換・元本削減、格付け、預金保護の対象外であることを確認します。

劣後債についてよくある疑問

劣後債を簡単にいうと何ですか?
劣後債は、発行体の破産、会社更生などの劣後事由が発生したとき、一般の優先債権より元本・利息の支払順位が後になる特約を持つ債券です。
劣後債は何と区別しますか?
普通社債より弁済順位が低く、普通株式よりは通常高い中間的な位置です。銀行等の規制資本へ算入されるかは、満期、劣後性、損失吸収条件等の基準を満たすかで決まります。
劣後債を見るときの注意点は何ですか?
高い利回りの引き換えに回収率が低くなり得ます。劣後順位、契約上の劣後事由、利払い裁量、満期延長、償還権、転換・元本削減、格付け、預金保護の対象外であることを確認します。
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