量的・質的金融緩和
Quantitative and Qualitative Monetary Easing (QQE)
- 英語
- Quantitative and Qualitative Monetary Easing (QQE)
- 領域
- 金融政策
- 確認の中心
- 量的緩和は中央銀行の資産買入れや準備預金の量に重点を置く総称です
量的・質的金融緩和とは
量的・質的金融緩和は、日本銀行が2013年4月に導入した大規模金融緩和の枠組みです。マネタリーベースを増やす『量』と、長期国債などの買入れを通じて資産構成や金利へ働きかける『質』を組み合わせました。
当初は金融市場調節の操作目標を無担保コール翌日物金利からマネタリーベースへ移し、国債の平均残存期間を延ばしながら保有額を増やしました。その後、マイナス金利や長短金利操作を加えた枠組みへ展開しました。
図解
QQEの導入から枠組み見直しまで
- 2013年4月量と質を組み合わせたQQEを導入
- 2016年マイナス金利と長短金利操作を追加
- 2022〜23年長短金利操作の運用を段階的に柔軟化
- 2024年3月短期金利中心の政策枠組みへ見直し
仕組みと類似用語の違い
仕組み
当初は金融市場調節の操作目標を無担保コール翌日物金利からマネタリーベースへ移し、国債の平均残存期間を延ばしながら保有額を増やしました。その後、マイナス金利や長短金利操作を加えた枠組みへ展開しました。
類似用語との違い
量的緩和は中央銀行の資産買入れや準備預金の量に重点を置く総称です。QQEは日本銀行の特定の政策名称で、単なる通貨発行や政府支出とは異なります。
使い方・読み方と注意点
日本銀行が長期国債を買い入れると、金融機関の日銀当座預金と日本銀行の国債保有が増え、長期金利や期待を通じて金融環境へ波及することが期待されました。
2024年3月、日本銀行は長短金利操作付きQQEとマイナス金利が役割を果たしたとして、短期金利を主な政策手段とする枠組みに見直しました。QQEは現行政策名としてではなく、2013年以降の政策史として読みます。
量的・質的金融緩和についてよくある疑問
- 量的・質的金融緩和を簡単にいうと何ですか?
- 量的・質的金融緩和は、日本銀行が2013年4月に導入した大規模金融緩和の枠組みです。マネタリーベースを増やす『量』と、長期国債などの買入れを通じて資産構成や金利へ働きかける『質』を組み合わせました。
- 量的・質的金融緩和は何と区別しますか?
- 量的緩和は中央銀行の資産買入れや準備預金の量に重点を置く総称です。QQEは日本銀行の特定の政策名称で、単なる通貨発行や政府支出とは異なります。
- 量的・質的金融緩和を見るときの注意点は何ですか?
- 2024年3月、日本銀行は長短金利操作付きQQEとマイナス金利が役割を果たしたとして、短期金利を主な政策手段とする枠組みに見直しました。QQEは現行政策名としてではなく、2013年以降の政策史として読みます。