流通市場

Secondary Market

英語
Secondary Market
対象
すでに発行された株式・債券など
取引主体
投資家同士。取引所取引と店頭取引がある

流通市場とは

流通市場とは、すでに発行された株式や債券などの有価証券を投資家同士で売買する市場です。二次市場、セカンダリー・マーケットとも呼ばれ、証券取引所での取引だけでなく証券会社を介する店頭取引も含みます。

発行市場で企業や国などが新しい証券を発行して資金を調達し、その証券が流通市場で売買されます。流通市場の価格は売買注文、金利、業績、信用力、情報などを反映して形成され、投資家が換金したり保有者を入れ替えたりする場になります。

図解

発行市場と流通市場のつながり

  1. 発行体株式・債券を新規発行
  2. 発行市場投資家から資金調達
  3. 保有投資家発行済み証券を保有
  4. 流通市場投資家同士で売買
  5. 価格・流動性次の投資判断へ反映
発行市場では発行体へ資金が入り、流通市場では投資家同士が発行済み証券を売買します。価格形成と換金性が次の発行条件にも影響します。

仕組みと類似用語の違い

仕組み

発行市場で企業や国などが新しい証券を発行して資金を調達し、その証券が流通市場で売買されます。流通市場の価格は売買注文、金利、業績、信用力、情報などを反映して形成され、投資家が換金したり保有者を入れ替えたりする場になります。

類似用語との違い

発行市場では新規発行証券の取得代金が発行体の資金調達につながります。流通市場では原則として売り手の投資家に代金が渡り、発行体へ直接新しい資金が入るわけではありません。ただし流動性と価格形成が良好なら、発行市場での資金調達条件にも間接的に影響します。

使い方・読み方と注意点

上場会社のIPOで株式を取得するのは発行市場、その後に取引所で別の投資家から同じ株式を買うのは流通市場の取引です。既発債を証券会社から買う場合も流通市場に当たります。

流通市場があっても、いつでも希望価格で売れるとは限りません。出来高、板の厚さ、売買スプレッド、値幅、取引時間、決済条件、信用不安を確認し、上場していることと十分な流動性があることを区別してください。

流通市場についてよくある疑問

流通市場を簡単にいうと何ですか?
流通市場とは、すでに発行された株式や債券などの有価証券を投資家同士で売買する市場です。二次市場、セカンダリー・マーケットとも呼ばれ、証券取引所での取引だけでなく証券会社を介する店頭取引も含みます。
流通市場は何と区別しますか?
発行市場では新規発行証券の取得代金が発行体の資金調達につながります。流通市場では原則として売り手の投資家に代金が渡り、発行体へ直接新しい資金が入るわけではありません。ただし流動性と価格形成が良好なら、発行市場での資金調達条件にも間接的に影響します。
流通市場を見るときの注意点は何ですか?
流通市場があっても、いつでも希望価格で売れるとは限りません。出来高、板の厚さ、売買スプレッド、値幅、取引時間、決済条件、信用不安を確認し、上場していることと十分な流動性があることを区別してください。
カテゴリ
関連用語