TTB
Telegraphic Transfer Buying Rate
- 英語
- Telegraphic Transfer Buying Rate
- 使う場面
- 外貨を円へ交換するとき
TTBとは
TTB(Telegraphic Transfer Buying Rate)は、銀行が顧客から外貨を買い取り、円を支払うときの対顧客電信買相場です。顧客の立場では、外貨預金の払戻しなどで外貨を円へ交換するときに使われる代表的なレートです。
TTB・TTM・TTSの違い
TTS
銀行が外貨を売る相場です。顧客が円を外貨へ交換するときに主に使います。
TTM(仲値)
銀行が基準として定める中心レートです。対顧客相場を組み立てる基準になります。
TTB
銀行が外貨を買う相場です。顧客が外貨を円へ交換するときに主に使います。
計算例
TTMが1米ドル=100円で、為替手数料相当額が片道1円なら、TTSは101円、TTBは99円という形になります。1,000米ドルを円へ戻すとき、TTBが99円なら受取額は「1,000米ドル×99円=9万9,000円」です。
同じ日に円から1,000米ドルを購入するには、TTS101円なら10万1,000円が必要です。相場が動かなくても往復で2,000円の差が生じるため、外貨預金の損益では金利と為替変動だけでなくレート差も確認します。
TTBが使われる主な場面
- 外貨預金を円で払い戻すとき
- 外貨建て送金の受取額を円へ換算するとき
- 外貨建て金融商品の受取金を円転するとき
実際に適用されるレートは、銀行、通貨、取引方法、時間帯、金額で異なります。相場急変時には公表レートが一時停止・変更される場合もあります。
現金相場や市場レートとの違い
TTBの「Telegraphic Transfer」は現金輸送を伴わない資金移動を前提とします。外貨紙幣を窓口で円へ換える場合は、紙幣の取扱費用を反映した別の現金買相場が使われることがあり、TTBと同じとは限りません。
ニュースで見る為替レートやインターバンク相場が、そのまま顧客に適用されるわけでもありません。取引前に自分の商品・チャネルの適用レートを確認します。
TTBについてよくある疑問
- なぜ外貨を売るのにBuyingなのですか?
- 銀行から見て外貨を買う取引だからです。顧客側では外貨を売り、円を受け取ります。
- TTBはいつもTTMより低いですか?
- 一般的な対顧客相場では低く設定されます。ただし、優遇幅や商品別レートがあるため実際の提示を確認します。
- TTBは1日中同じですか?
- 銀行の公表方法によります。相場が大きく動けば同日中に変更される場合があります。