インサイダー取引
Insider trading
- 英語
- Insider trading
- 領域
- 金融商品取引法・不公正取引
- 確認の中心
- 対象者・重要事実・公表・対象証券・例外を個別確認
インサイダー取引とは
インサイダー取引は、上場会社等の会社関係者や第一次情報受領者などが、職務・地位などにより知った未公表の重要事実を知りながら、公表前にその会社の特定有価証券等を売買する行為です。金融商品取引法で規制されています。
規制の判断では、誰が、どの経路で、どの重要事実を知り、法定の方法で公表される前に、どの証券を売買したかを確認します。会社関係者でなくなってから1年以内の者が対象となる場合や、会社関係者から伝達を受けた者が対象となる場合もあります。
図解
インサイダー取引の確認順序
- 対象者会社関係者・元関係者・情報受領者か
- 情報法令上の重要事実等に当たるか
- 未公表法定の公表前に知っていたか
- 取引対象となる証券を売買したか
- 例外確認知る前契約などの要件を専門家と確認
仕組みと類似用語の違い
仕組み
規制の判断では、誰が、どの経路で、どの重要事実を知り、法定の方法で公表される前に、どの証券を売買したかを確認します。会社関係者でなくなってから1年以内の者が対象となる場合や、会社関係者から伝達を受けた者が対象となる場合もあります。
類似用語との違い
決算前に役職員が自社株を売買しただけで自動的に違反となるわけではなく、未公表重要事実を知っているかなどが要件です。一方、利益が少額、損失になった、数量が少ない、生活費目的という事情だけでは違反を否定できません。
使い方・読み方と注意点
未公表の業績予想修正を職務上知った従業員が、会社の法定公表前に自社株を売れば、売却後に損失が出ても規制対象になり得ます。新聞の観測記事が出ただけでは、法令上の『公表』に当たらない場合があります。
重要事実、公表、会社関係者、第一次情報受領者、適用除外は事実関係で結論が変わります。公開買付け等の事実には別の規定もあるため、疑いがあれば売買を止め、社内コンプライアンス、証券会社、弁護士へ事前に確認します。
インサイダー取引についてよくある疑問
- インサイダー取引を簡単にいうと何ですか?
- インサイダー取引は、上場会社等の会社関係者や第一次情報受領者などが、職務・地位などにより知った未公表の重要事実を知りながら、公表前にその会社の特定有価証券等を売買する行為です。金融商品取引法で規制されています。
- インサイダー取引は何と区別しますか?
- 決算前に役職員が自社株を売買しただけで自動的に違反となるわけではなく、未公表重要事実を知っているかなどが要件です。一方、利益が少額、損失になった、数量が少ない、生活費目的という事情だけでは違反を否定できません。
- インサイダー取引を見るときの注意点は何ですか?
- 重要事実、公表、会社関係者、第一次情報受領者、適用除外は事実関係で結論が変わります。公開買付け等の事実には別の規定もあるため、疑いがあれば売買を止め、社内コンプライアンス、証券会社、弁護士へ事前に確認します。
- 関連用語
- 金融商品取引法規制の根拠となる法律
- 適時開示会社情報の公表を確認
- TOB(株式公開買付け)公開買付け情報の規制
- 証券取引等監視委員会違反調査・監視との関係
- 相場操縦別類型の不公正取引