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金融経済用語辞典の「い行」に関するカテゴリー記事(用語)の一覧です。

IR(インベスターリレーションズ)

インベスターリレーションズ(Investor Relations)とは、IRとも略される。日本語にすると「投資家向けの広報」となるが、最近ではIRと略されて利用されるケースの方が多い。日本では1990年代ごろから利用されるようになった。



イギリスポンド(GBP)

イギリスポンド(GBP)とは、英国における公用通貨。単にポンドというだけで通常はイギリスポンドのことを指す。通貨記号は£が用いられる国際通貨コード(ISO4217)ではGBPと表記される。



イニシャルコスト

イニシャルコスト(initial cost)とは、機器や設備などを導入する際にかかるコスト(費用)のこと。設置費用・導入費用などとも呼ばれる。なお、設置・導入後にかかる費用などは含まれない。対義語はランニングコスト。



イブニングセッション

イブニングセッションとは夕場取引とも呼ばれる先物、オプション取引のこと。平成19年より大阪証券取引所で導入された日経225先物取引、日経225mini取引、日経225オプション取引のことを指す。立会時間は夕場と呼ばれることから分かるように営業日16:30~23:30まで。



インカムゲイン

インカムゲイン(Income Gain)とは、資産を保有することによりその資産から生み出される収益のことを指す。代表的なインカムゲインとして銀行預金における金利(利息)や債券投資におけるクーポン、株式投資における配当金、不動産保有による賃料収入などが挙げられる。



イングランド銀行

イングランド銀行(Bank of England:BOE)はイギリスの中央銀行。日本語表記では英蘭銀行と表記されることもある。本店はロンドン(シティ)。イギリスポンドの発行をウェールズ、イングランドにおいて行っている。



インサイダー取引

インサイダー取引(いんさいだーとりひき:Insider Trading)とは、内部情報や非公開情報を利用して株式市場等での取引を通じて利益をあげること。多くの国では違法行為となっており、日本も例外ではない。



インザマネー

インザマネー(In The Money)とは、オプション取引用語の一つ。オプションの原資産の現在地がコール(購入)権利の行使価格よりも高い状態、もしくはプット(売却)権利の行使価格よりも安い状態を指す。



インストアブランチ

インストアブランチとは、スーパーマーケット、ショッピングモールなどの商業施設内に窓口を持つ銀行の店舗のこと。リテール(個人向け)業務のみを行う。明確な定義はなく、店舗内にある銀行をインストアブランチと呼ぶことが多い。



インターナショナルキャッシュカード

インターナショナルキャッシュカード(Internationar Cash Card)とは、国際キャッシュカードとも呼ばれるキャッシュカードのこと。国際的なATMネットワークを運営する「PLUS」や「Cirrus」などと提携した海外のATMやCD(キャッシュディスペンサー)で現地通貨が引き出せるサービスのこと。



インターバンク市場

インターバンク市場(Interbank Market)とは、名前の通り銀行間の専門的な取引市場のこと。インターバンク市場の当事者は、銀行、金融当局、ブローカーの3者からなる。



インデックス運用

インデックス運用(いんでっくすうんよう:Indexing)とは、ベンチマーク(日経平均株価など)と同じ値動きをするように運用する運用手法のこと。



インバウンド関連銘柄

インバウンド関連銘柄とは、訪日観光者向けにビジネスを行っている銘柄のことを指す。日本にやってくる外国人による消費によって利益が見込める銘柄。一般的にはホテル、交通・旅客などがあたるが、中国人による家電製品や薬・健康食品などに対する爆買いなどもあり、そうした企業もインバウンド関連銘柄と呼ばれることがある。



インフォメーションレシオ

インフォメーションレシオとは、情報比(情報レシオ)とも呼ばれる投資信託の評価指標の一つ。アクティブファンドのベンチマークに対する超過リターンを超過リターンの標準偏差(アクティブリスク、トラッキングエラー)で除したもの。超過収益獲得の効率性を示す指標として用いられる。



インフラファンド

インフラファンドとは、投資信託の仕組みを使い、インフラストラクチャー(社会資本)に投資をする金融商品のことを指す。道路、鉄道、空港、港湾、水道などの建築・運用資金を投資家から集め、それらの運用益を投資家に還元する形となる。近年ではメガソーラーなどの建設にもファンドが用いられることもある。



インフレリスク

インフレリスク(Inflation Risk)とは、将来のインフレ(インフレーション)により発生する貨幣価値の減少(購買力低下)に対応できるだけの投資収益・運用収益を得ることができないリスクを指す。



インフレーション

インフレーションとは、インフレともよばれ、貨幣価値の低下により、財やサービスの価格が上昇することを指す。要は物価上昇のこと。対義語はデフレ(デフレーション)。適切なインフレは経済に対して有効であるとされているが、過度なインフレの進行はハイパーインフレなどと呼ばれ経済上大きな問題を持つ。



インフレーション

インフレーション(Inflation)とは、財・サービスの価格が上昇することを指す。要するに物価が上がることを指し、インフレとも呼ばれる経済現象のこと。



インプライドボラティリティ

インプライドボラティリティ(Implied Volatility)とは、将来の変動率(ボラティリティ)を予測したもの。オプション取引の場合、将来の原資産価格に対する取引となるので、変動率を利用するが、これも将来のものである必要がある。過去の変動率をもとにして、今後の相場予測や需給動向などが反映される。



イールドカーブ

イールドカーブ(Yield curve)とは利回り曲線のことを指す。



イールドスプレッド

イールドスプレッド(Yield Spread)とは、利回りの差のこと。たとえば、信用リスクの異なる国債と社債との金利差を比較したり、満期(期間)の異なる債券同士の金利差を比較することで利回りの魅力度やリスクを判断することができる。また、債券同士ではなく、長期金利と株式益利回りの差を計算することで株式相場の割高・割安を判断するのにも利用される。



イールドレシオ

イールドレシオ(Yield Ratio)とは、株式益利回りと長期国債などの金利(長期金利)との水準を比較したもので、相場の水準が割高か割安かを示す指標として用いられる。長期金利÷株式益利回りで算出することができる。イールドレシオが小さくなるほど、株式市場から得られる利益と長期金利との差が小さいことを意味し、相対的に株式市場が割安水準と判断される。



一括借り上げ

一括借り上げ(いっかつかりあげ)とは、主にアパート経営やマンション投資などの不動産投資の分野で、その管理業者などが行う管理方法の一つ。敷地にアパート等を建設し、その部屋自体を管理会社が借り上げて、オーナーに対して満室賃料の一定割合(80~90%程度)を支払うしくみのこと。



一時所得

一時所得(いちじしょとく)とは、所得税における課税所得区分のひとつ。利子所得・配当所得・不動産所得・事業所得・給与所得・退職所得・山林所得・譲渡所得以外の所得のうち、非営利を目的とした非継続的行為による所得を指し、資産性所得でも勤労性所得でもないものを指す。



一時払い終身保険

一時払い終身保険とは、終身保険(保険が一生涯継続する)タイプの保険で、保険料の納付を一括して前払いする保険商品のこと。終身保険なので確実な保険金が見込めるうえで、一定期間を経過すれば払い込み保険料よりも高額な解約返戻金を受け取れることから、退職金などを利用した貯蓄目的の利用が多い。



一物一価の法則

一物一価の法則とは、経済学上の概念。財・サービスの価格、取引が自由に行える市場では、同じ商品の価格は一つに決まるという法則を指す。自由市場経済において取引が自由に行え、かつ価格に関する情報が十分に与えられるのであれば、国内外を問わず同じ商品の価格は同一となるという説。



一目均衡表

一目均衡表(いちもくきんこうひょう)とは、一目山人が開発した相場分析手法であり、相場の帰趨(きすう)は一目瞭然ということより名づけられたテクニカル分析の一種。



一般信用取引

一般信用取引(いっぱんしんようとりひき)とは、制度信用取引の対義語で投資家と取引する各証券会社が個別に一定のルールを設定することができる信用取引の一種。弁済期限や貸株料、取引可能銘柄が制度信用取引とは異なる。



医療保険

医療保険(いりょうほけん)とは、医療機関における診療や診察により発生する医療費についてその一部(または全部)を保険会社が給付するしくみの保険のこと。日本では、公的な医療保険である「国民健康保険(社会保険)」と一般の保険会社が行う「民間医療保険」がある。



委任状

委任状(いにんじょう:Proxy)とは、株主が自分の代理として株主総会において議決権を行使することを自分以外の第三者または企業取締役会に対して書面にて行うこと。



委託手数料

委託手数料(いたくてすうりょう)とは、株式ブローカー(証券会社)が取引を取り次いだ場合の報酬として支払を求める手数料のこと。



委託証拠金

委託証拠金(いたくしょうこきん)とは、信用取引や先物取引において証拠金(担保)として預ける必要がある資金のこと。また、建て玉を建てる際に建てる建て玉の大きさに対して必要となる委託証拠金の割合のことを委託証拠金率と呼ぶ。



委託証拠金維持率

委託証拠金維持率(いたくしょうこきんいじりつ)とは、信用取引やオプション取引、FX(外国為替証拠金取引)などにおいて、現在のポジション(建て玉)に対する委託証拠金率のこと。証券会社や取引業者などが定めている最低水準を下回った場合には、追証を差し入れて一定以上の維持率を確保する必要がある。



板寄せ方式

板寄せ方式(いたよせほうしき)とは、株価の決定方法のひとつ。日本の株式市場においては前場、後場のそれぞれの始値と終値を決定する売買、売買停止後の最初の価格決定売買、特別気配時に株価を決定する取引でこの方式が用いられ、それ以外のときは「ザラバ方式」が用いられる。



異次元緩和

異次元緩和(いじげんかんわ)とは、2013年4月に日銀が導入した金融緩和政策のことを指す。いわゆる伝統的な金利の引き下げという金融緩和ではなく、デフレ脱却を目指して行った政策で、緩和の量も質も従来の金融緩和と異なるためこう呼ばれる。



移動平均

移動平均(いどうへいきん:Moving Average)とは、テクニカル分析における指標でデータを平準化するとともに価格のトレンドを明らかにするために利用される。



移動平均線

移動平均線(いどうへいきんせん)とは、任意のタイミング(通常は1日単位)の終値を元に移動平均によって計算されたチャートのことをさす。株価では25日移動平均線がよく用いられる。こrは当日を含めた25日の終値の平均値を計算、翌日も同様に計算し、それぞれの結果を線でつなげたものが移動平均線となる。



維持証拠金

維持証拠金(いじしょうこきん)とは、証券会社やFX業者などが信用取引を行う顧客に対して要求する最低限の資金残高のことを指す。



陰線

陰線(いんせん)とは、株価等の価格変動をしめす「ローソク足」における形の一つ。始値よりも終値が低い状態を指す。なお、陰線の実体部分が大きいものを「大陰線」と呼ぶ。対義語は陽線。