アルファ値

Alpha

英語
Alpha
領域
ポートフォリオ評価・リスク調整
確認の中心
基準モデルと期間をそろえたリスク調整後の差

アルファ値とは

アルファ値は、ポートフォリオの実績収益率と、選んだリスクモデルから期待される収益率との差を表す指標です。代表的なジェンセンのアルファでは、CAPMが説明する市場リスクを差し引いた超過収益を測ります。

ジェンセンのアルファは『運用収益率-{無リスク利子率+ベータ×(市場収益率-無リスク利子率)}』で計算します。プラスならモデル期待を上回り、マイナスなら下回ります。日次・月次などの推定頻度と年率換算をそろえます。

図解

ジェンセンのアルファ

  • 運用収益率実績Rpを置く
  • CAPM期待Rf+β×(Rm-Rf)
  • 差し引きα=Rp-CAPM期待
  • プラスモデル期待を上回る
  • 検証期間・費用・統計誤差を確認
アルファは選んだモデルで説明できない差であり、無条件に運用者の技量を表すわけではありません。

仕組みと類似用語の違い

仕組み

ジェンセンのアルファは『運用収益率-{無リスク利子率+ベータ×(市場収益率-無リスク利子率)}』で計算します。プラスならモデル期待を上回り、マイナスなら下回ります。日次・月次などの推定頻度と年率換算をそろえます。

類似用語との違い

単なるベンチマーク差は市場感応度を調整しない場合があります。シャープレシオは総リスク当たりの超過収益、インフォメーションレシオはアクティブリスク当たりの超過収益で、アルファとは分母・基準が異なります。

使い方・読み方と注意点

運用収益8%、無リスク利子率1%、市場収益6%、ベータ1.2なら、CAPM期待収益は7%です。この条件でアルファは1%ですが、手数料控除前後や推定期間を変えると値も変わります。

プラスのアルファだけで運用能力を断定できません。モデルにない因子、ベンチマーク選択、偶然、データ期間、非線形リスク、流動性、手数料、税、サバイバーシップバイアスを確認し、統計的な不確実性も併記します。

アルファ値についてよくある疑問

アルファ値を簡単にいうと何ですか?
アルファ値は、ポートフォリオの実績収益率と、選んだリスクモデルから期待される収益率との差を表す指標です。代表的なジェンセンのアルファでは、CAPMが説明する市場リスクを差し引いた超過収益を測ります。
アルファ値は何と区別しますか?
単なるベンチマーク差は市場感応度を調整しない場合があります。シャープレシオは総リスク当たりの超過収益、インフォメーションレシオはアクティブリスク当たりの超過収益で、アルファとは分母・基準が異なります。
アルファ値を見るときの注意点は何ですか?
プラスのアルファだけで運用能力を断定できません。モデルにない因子、ベンチマーク選択、偶然、データ期間、非線形リスク、流動性、手数料、税、サバイバーシップバイアスを確認し、統計的な不確実性も併記します。
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