つなぎ融資
つなぎゆうし
Bridge loan
つなぎ融資とは
つなぎ融資は、予定している本融資や入金までの資金不足を一時的な借入で埋める融資です。住宅建築では、完成・引渡し時の住宅ローン実行より前に必要な土地代、着工金、中間金などの支払いに使われます。

本融資の一部は、先に借りた資金の返済へ
- 土地取得つなぎ融資1,000万円を受けて土地代を支払う
- 着工追加のつなぎ融資500万円を受けて着工金を支払う
- 完成・本融資実行住宅ローン3,000万円を受け取る
住宅完成までの支払いをつなぐ
注文住宅では土地購入、着工、中間工程、引渡しなどで支払時期が分かれます。一方、住宅ローンが完成・引渡し時に実行される契約では、それより前の支払いに別の資金が必要です。
自己資金で不足する部分をつなぎ融資で用意し、本融資の実行時に精算します。扱う金融機関、対象となる費用、借入回数、必要書類は商品によって異なります。
借入が重なる資金の例
土地代1,000万円と着工金500万円を先に借り、完成時に本融資3,000万円が実行される例を考えます。本融資のうち1,500万円をつなぎ元本の返済に充てれば、残り1,500万円が完成時の支払等に回る計算です。
つなぎ融資と本融資の合計4,500万円を自由に使えるという意味ではありません。この例では利息や手数料を別にし、実際の資金精算は金融機関・施工会社との支払計画で確認します。
利息は金額だけでなく日数で変わる
仮に1,000万円を年3%で90日借り、1年365日の日割り計算をすると、利息は約73,973円です。これは任意の仮定であり、提示金利や実際の商品条件ではありません。
借入が複数回なら、それぞれの金額と借入期間を分けて計算します。工事遅延で期間が延びると利息等が増え、融資期限の延長が必要になる場合もあるため、延長の可否・費用・手続きを確認します。
分割融資・借換えとの違い
住宅ローンを土地と建物などの段階に分けて実行する分割融資は、本融資自体の実行方法です。別の短期融資でつなぐ方法とは、契約数・担保設定・返済開始時点が異なり得ます。
借換えは既存の借入を別の借入へ置き換えることです。つなぎ融資は将来の資金実行までの時間差を埋める点に着目します。名称だけで選ばず、総費用と資金実行条件、団信や担保の範囲を確認してください。
よくある疑問
- 住宅ローンと二重に借り続けるのですか?
- 通常は本融資の実行時につなぎ融資を精算します。精算日と金額、利息の支払方法は契約で確認します。
- 住宅ローンが通ればつなぎ融資も必ず使えますか?
- 必ずではありません。取扱金融機関や融資条件が限られるため、土地・工事の契約前に資金計画を相談します。
- 工事が遅れても費用は同じですか?
- 借入日数が延びれば利息が増える場合があります。期限延長の可否や追加費用も確認します。