ESOP
Employee Stock Ownership Plan
- 英語
- Employee Stock Ownership Plan
- 領域
- 従業員所有・退職給付
- 確認の中心
- 米国型ESOPと日本版ESOPは法制度が同じではない
ESOPとは
ESOPは、米国法上、主として雇用主企業の株式へ投資する適格確定拠出型退職給付制度です。信託が参加従業員のために自社株を保有し、制度規程に基づいて各人の口座へ持分や給付を割り当てます。
企業が現金または自社株を制度へ拠出し、信託が株式を保有します。借入れで株式を取得するレバレッジドESOPもあり、企業拠出で借入金を返済しながら株式を参加者口座へ配分します。権利確定と給付時期は制度規程に従います。
図解
米国型ESOPの基本構造
- 企業現金または自社株を制度へ拠出
- ESOP信託参加者のため自社株を保有
- 配分制度の算式で個人口座へ割当
- 権利確定勤続等の条件に応じ持分が確定
- 給付退職等の条件で株式または現金を受領
仕組みと類似用語の違い
仕組み
企業が現金または自社株を制度へ拠出し、信託が株式を保有します。借入れで株式を取得するレバレッジドESOPもあり、企業拠出で借入金を返済しながら株式を参加者口座へ配分します。権利確定と給付時期は制度規程に従います。
類似用語との違い
従業員が給与から自社株を定期購入する持株会や、一定価格で株式を買うストックオプションとは仕組みが違います。また『日本版ESOP』は信託等を使う国内の従業員株式所有制度の通称で、米国の税制適格退職制度と同一ではありません。
使い方・読み方と注意点
企業が信託へ自社株を拠出し、勤続・報酬等の配分式で従業員口座へ割り当て、退職時などに確定した給付を受ける例があります。非上場株では適正評価と買戻し資金が特に重要になります。
退職資産と雇用が同じ会社へ集中するため、企業業績悪化時に給与・雇用・株式価値が同時に傷むリスクがあります。受託者の忠実義務、公正価値、議決権、分散投資、権利確定、給付条件、非上場株の流動性を確認します。
ESOPについてよくある疑問
- ESOPを簡単にいうと何ですか?
- ESOPは、米国法上、主として雇用主企業の株式へ投資する適格確定拠出型退職給付制度です。信託が参加従業員のために自社株を保有し、制度規程に基づいて各人の口座へ持分や給付を割り当てます。
- ESOPは何と区別しますか?
- 従業員が給与から自社株を定期購入する持株会や、一定価格で株式を買うストックオプションとは仕組みが違います。また『日本版ESOP』は信託等を使う国内の従業員株式所有制度の通称で、米国の税制適格退職制度と同一ではありません。
- ESOPを見るときの注意点は何ですか?
- 退職資産と雇用が同じ会社へ集中するため、企業業績悪化時に給与・雇用・株式価値が同時に傷むリスクがあります。受託者の忠実義務、公正価値、議決権、分散投資、権利確定、給付条件、非上場株の流動性を確認します。