無リスク資産

Risk-free asset

英語
Risk-free asset
領域
ファイナンス理論・資産評価
確認の中心
理論上の前提と現実の代理指標を分け、通貨・期間を揃える

無リスク資産とは

無リスク資産は、将来の支払金額と時期が確実で、信用損失や価格変動の不確実性がないと仮定する理論上の資産です。資産評価でリスクプレミアや割引率の出発点に使います。

現実に完全な無リスク資産はほぼないため、評価通貨で発行される残存期間の短い高信用国債やオーバーナイト金利を代理に使います。キャッシュフローの期限に合わせた金利を選びます。

図解

無リスクと現実の代理

  • 理論上支払額・時期が完全に確実
  • 短期国債信用・期限の代理指標
  • 預金保護上限と金融機関リスク
  • 現金名目額は一定でもインフレリスク
  • 外国資産自国通貨で為替リスク
何をリスクフリーとするかは、評価通貨と期限で変わります。

仕組みと類似用語の違い

仕組み

現実に完全な無リスク資産はほぼないため、評価通貨で発行される残存期間の短い高信用国債やオーバーナイト金利を代理に使います。キャッシュフローの期限に合わせた金利を選びます。

類似用語との違い

安全資産は相対的に価値を保ちやすい資産で、価格変動や為替リスクを持つことがあります。預金も保護範囲、金融機関信用、インフレによる実質価値低下を持ちます。

使い方・読み方と注意点

期待1年の円建てキャッシュフローを評価するとき、円建て1年に対応する国債等の利回りを代理とします。10年国債利回りやドル金利へ無条件に置き換えません。

通貨、期限、国債・スワップ等の基準、デフォルト・再投資・流動性・インフレリスクを確認します。モデルの「リスクフリー」を投資元本保証と読み替えません。

無リスク資産についてよくある疑問

無リスク資産を簡単にいうと何ですか?
無リスク資産は、将来の支払金額と時期が確実で、信用損失や価格変動の不確実性がないと仮定する理論上の資産です。資産評価でリスクプレミアや割引率の出発点に使います。
無リスク資産は何と区別しますか?
安全資産は相対的に価値を保ちやすい資産で、価格変動や為替リスクを持つことがあります。預金も保護範囲、金融機関信用、インフレによる実質価値低下を持ちます。
無リスク資産を見るときの注意点は何ですか?
通貨、期限、国債・スワップ等の基準、デフォルト・再投資・流動性・インフレリスクを確認します。モデルの「リスクフリー」を投資元本保証と読み替えません。
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