リバランス
Portfolio Rebalancing
- 英語
- Portfolio Rebalancing
- 目的
- 目標リスクの維持
- 主な方法
- 定期方式・許容幅方式・ノーセル方式
リバランスとは
リバランスは、値上がりした資産の一部を売り、比率が下がった資産を買うなどして、アセットアロケーションを目標比率に近づける操作です。利益の最大化より、想定したリスク水準を維持することが主目的です。
図解
リバランスの前後
- 当初株式50%・債券50%
- 値動き後株式65%・債券35%
- 調整増えた資産を売る/少ない資産を買う
- 目標へ株式50%・債券50%
実行方式の違い
定期リバランス
年一回など日程を決めて見直します。管理は簡単ですが、途中の大きな乖離を放置する場合があります。
許容幅方式
目標5比率から上下5ポイントなどの幅を超えたときに実行し、相場変動に応じます。
ノーセル方式
新規積立金や配当金を比率の低い資産に回し、売却を抑えます。
計算例と判断
目標が株式60%・債券40%で、時価が株式700万円・債券300万円なら現在は70%・30%です。60%・40%へ戻すには、原則として株式100万円分を債券へ移します。
完全に目標値へ戻すと取引が多くなるため、一定幅内に戻す方法もあります。急な相場変動で機械的に頻繁売買しないよう、事前ルールを決めます。
リバランスについてよくある疑問
- リバランスで収益率は必ず上がりますか?
- 必ずではありません。上昇が続く資産を売るため、主な効果はリスク管理です。
- どのくらいの頻度が良いですか?
- 税・手数料・変動性によるため一律ではありません。定期または許容幅のルールを事前に決めます。
- 積立投資だけでできますか?
- 新規資金を不足資産に配分するノーセルリバランスで乖離を縮められます。
- 関連用語
- アセットアロケーション資産クラスごとの目標配分
- ポートフォリオ複数資産を組み合わせた保有全体
- 分散投資資産や地域を分けるリスク管理
- リスク許容度どの程度の変動に耐えられるか
- ノーセルリバランス売却せず新規資金で配分を調整