実質賃金

Real Wages

英語
Real Wages
読み
じっしつちんぎん

実質賃金とは

実質賃金とは、労働者が受け取る名目賃金を物価の変動で調整し、賃金で実際に購入できる財・サービスの量の変化を示す指標です。

仕組み

概念的には名目賃金指数を物価指数で割って計算します。例えば名目賃金が3%増えても、同じ期間の物価が4%上がれば、近似的な実質賃金は約1%低下します。実際の統計は指数式と基準年に基づきます。

近い用語との違い

名目賃金は給与明細に示される金額で、実質賃金はその購買力です。可処分所得は税金・社会保険料と給付の影響も受けるため、実質賃金が同じでも家計が自由に使える金額は異なります。

具体例

月給30万円から30万9,000円に3%増えても、食料、住居費、エネルギーなどの購入価格がそれ以上に上がれば、家計が買える量は減り得ます。

確認したい注意点

全国平均の実質賃金と個人の実感は一致しないことがあります。雇用形態、業種、労働時間、ボーナス、家計の支出構成が異なるためです。どの賃金統計と物価指数を使った数値かを確認します。

よくある質問

給与が増えれば実質賃金も増えますか
物価上昇率より名目賃金の伸びが高い場合に増えます。
手取り額と同じですか
いいえ。税金や社会保険料は手取り額に反映される別の要素です。
物価はどの指数で調整しますか
統計の定義に応じた消費者物価指数を使い、採用範囲を確認します。
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