リスクフリーレート
Risk-free rate
- 英語
- Risk-free rate
- 領域
- 資産評価・割引率
- 確認の中心
- 通貨、期間、名目・実質、担保・流動性を合わせる
リスクフリーレートとは
リスクフリーレートは、信用損失がないと仮定した資金の時間価値を表す基準金利です。現実には完全無リスク資産がないため、高信用国の国債や担保付き短期金利等を目的に応じて近似に使います。
将来キャッシュフローと同じ通貨・期間の基準曲線を選び、信用、流動性、オプション等の上乗せを加えて割引率や期待収益率を作ります。デリバティブでは担保・清算条件も曲線選択に影響します。
図解
基準金利から割引率へ
- 通貨・期間CFと同じ条件を選ぶ
- リスクフリー近似例2.0%
- 信用上乗せ例1.2%
- 流動性上乗せ例0.3%
- 割引率単純例2.0+1.2+0.3=3.5%
仕組みと類似用語の違い
仕組み
将来キャッシュフローと同じ通貨・期間の基準曲線を選び、信用、流動性、オプション等の上乗せを加えて割引率や期待収益率を作ります。デリバティブでは担保・清算条件も曲線選択に影響します。
類似用語との違い
10年国債利回りを常に使うわけではありません。短期評価には短期金利、実質CFには実質金利、担保付き取引にはOIS等が候補となり、政府債にも金利・インフレ・流動性リスクがあります。
使い方・読み方と注意点
同通貨・同期間の基準2.0%に信用スプレッド1.2%、流動性0.3%を加える単純例では割引率3.5%です。ただし上乗せの独立性と二重計上を検証します。
通貨、期間、評価日、複利、日数、名目・実質、税、担保をそろえます。社債と国債の利回り差をそのままデフォルト確率へ変換せず、回収率、流動性、リスクプレミアムを考慮します。
リスクフリーレートについてよくある疑問
- リスクフリーレートを簡単にいうと何ですか?
- リスクフリーレートは、信用損失がないと仮定した資金の時間価値を表す基準金利です。現実には完全無リスク資産がないため、高信用国の国債や担保付き短期金利等を目的に応じて近似に使います。
- リスクフリーレートは何と区別しますか?
- 10年国債利回りを常に使うわけではありません。短期評価には短期金利、実質CFには実質金利、担保付き取引にはOIS等が候補となり、政府債にも金利・インフレ・流動性リスクがあります。
- リスクフリーレートを見るときの注意点は何ですか?
- 通貨、期間、評価日、複利、日数、名目・実質、税、担保をそろえます。社債と国債の利回り差をそのままデフォルト確率へ変換せず、回収率、流動性、リスクプレミアムを考慮します。
- 関連用語
- 無リスク資産基準金利の近似に使う安全資産
- DCF割引率で将来価値を現在価値化
- クレジットスプレッド信用リスク等の上乗せ幅
- 実質金利物価変動を除いた実質金利
- 利回り曲線期間ごとの基準金利構造