裁定買い残とは
裁定買い残(さいていかいざん)とは、裁定取引における現物株の買い残のことを指す。対義語は「裁定売り残」。裁定取引は先物価格と現物価格の差が理論値以上に乖離した場合に、割安な方を買い、割高な方を売る取引のこと。これにより機械的に利益を得ようという取引。 たとえば、株式先物取引(日経平均先物取引)を考えた場合、先物主導で株価が上昇するような場合、上昇するタイミングは先物の方が早いため、先物売り、現物買いという裁定取引が行われやすくなる。結果として裁定買い残が増加しやすくなるという傾向がある。 先物取引には必ず「決済日(SQ)」というものがあり、その決済日の時点で裁定買い残が残っているような場合、裁定解消の売りが発生しやすく相場を崩す要因となることがある。 |
裁定買い残に関する特選サイト もしかして?(裁定買い残関連用語一覧)
|
裁定買い残の登録カテゴリ情報
メインカテゴリ:さ行 |
サブカテゴリ(3):ジャンル別 , 先物取引 , 索引別 |
なお、「金融経済用語辞典トップページ」からも情報をお探しいただけます。
裁定買い残に関するクチコミ・投稿情報
裁定買い残に関連すると考えられるクチコミや投稿情報を表示しています。できる限り裁定買い残に合った情報を表示できるよう努力しておりますが、時事的な質問などが表示されたり、不適切な情報が掲載される可能性もありますが、ご了承ください。
見つかりませんでした