ECU(欧州通貨単位)
European Currency Unit
- 英語
- European Currency Unit
- 領域
- 欧州通貨制度・歴史用語
- 確認の中心
- 通貨バスケットと単一通貨ユーロを区別
ECU(欧州通貨単位)とは
ECUは、欧州通貨制度で用いられたEuropean Currency Unit(欧州通貨単位)です。EU加盟国通貨の固定数量から構成するバスケットとして公的な計算・決済・債券表示などに使われ、1999年1月1日にユーロへ1対1で置き換えられました。
各構成通貨の固定数量を市場為替相場で換算し、その合計としてECUの価値を計算しました。構成通貨の比重は相場で動き、定期的な見直しもありました。公的ECUに連動する民間の預金や債券も発行されました。
図解
ECUからユーロへの移行
- 通貨バスケット複数の欧州通貨の固定数量を合成
- 公的利用計算単位・決済・債券表示に使用
- 1998年末最終的な換算条件を確定
- 1999年1月1日ECUをユーロへ1対1で置換
- 2002年ユーロ紙幣・硬貨が流通開始
仕組みと類似用語の違い
仕組み
各構成通貨の固定数量を市場為替相場で換算し、その合計としてECUの価値を計算しました。構成通貨の比重は相場で動き、定期的な見直しもありました。公的ECUに連動する民間の預金や債券も発行されました。
類似用語との違い
ECUは複数通貨の価値を合成したバスケット単位で、一般の現金として流通する単一通貨ではありません。ユーロはECBと各国中央銀行からなるユーロシステムの単一通貨で、ECUの構成に入ったすべての国が最初から採用したわけでもありません。
使い方・読み方と注意点
1998年末に100 ECUと表示された契約は、契約・法令上の移行条件に従い1999年から100ユーロへ読み替えられました。ただし過去のECU時系列と現在のユーロ時系列を比較するときは、制度と構成の違いを注記します。
ECUは現行通貨ではないため、現在の支払い・為替取引にそのまま使いません。歴史資料では公的ECU、民間ECU、欧州為替相場メカニズム、ユーロ移行のどれを指すか、対象日と構成通貨を確認します。
ECU(欧州通貨単位)についてよくある疑問
- ECU(欧州通貨単位)を簡単にいうと何ですか?
- ECUは、欧州通貨制度で用いられたEuropean Currency Unit(欧州通貨単位)です。EU加盟国通貨の固定数量から構成するバスケットとして公的な計算・決済・債券表示などに使われ、1999年1月1日にユーロへ1対1で置き換えられました。
- ECU(欧州通貨単位)は何と区別しますか?
- ECUは複数通貨の価値を合成したバスケット単位で、一般の現金として流通する単一通貨ではありません。ユーロはECBと各国中央銀行からなるユーロシステムの単一通貨で、ECUの構成に入ったすべての国が最初から採用したわけでもありません。
- ECU(欧州通貨単位)を見るときの注意点は何ですか?
- ECUは現行通貨ではないため、現在の支払い・為替取引にそのまま使いません。歴史資料では公的ECU、民間ECU、欧州為替相場メカニズム、ユーロ移行のどれを指すか、対象日と構成通貨を確認します。