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金融経済用語辞典の「え行」に関するカテゴリー記事(用語)の一覧です。

エキゾチックオプション

エキゾチックオプション(Exotic Options)とは、オプション取引において通常のオプション取引(バニラオプション)に対してさまざまな付加的条件が付与されたものをさす。大きくは以下で示す「ノックインオプション」「ノックアウトオプション」「デジタルオプション」の3種がある。



エキュ

エキュ(Ecu)とは、欧州における通貨単位、欧州複合通貨。1999年にユーロ(EURO)に取って代わられた。EU加盟国間の貿易比重、GDP比率、外貨準備の比較に応じて各国通貨の比重を算定したバスケット通貨。



エクイティファイナンス

エクイティファイナンス(Equity Financing)とは、株式の発行を伴う資金調達を意味する。新株の発行や転換社債型新株予約権付社債(CB)の発行のように、エクイティ(株主資本)の増加をもたらす資金調達を総称してエクイティファイナンスと呼ぶ。



エクスポージャー

エクスポージャー(Exposure)とは、借り手に対して供与されている信用の総額。取引行動においては市場価格が変動することで利益や損失に結びつくということを意味する。金融資産の中で価格変動リスクにさらされている資産度合いをしめす。



エマージング債

エマージング債とは、新興国債券のこと。ロシア、東欧、中南米、中国、インド、東南アジアなどが含まれる。こうした新興国は今後大きな経済成長が見込まれる半面で、信用リスクやカントリーリスクも高い。近年はこうしたエマージング債に投資をする投資信託(ファンド)も多数設定されている。



エリオット波動理論

エリオット波動理論(えりおっとはどうりろん)とは、テクニカル分析理論の一つ。市場には5つの上昇波動とそれに続く3つの下降波動によるパターンを反復しており、この波動の上下によりサイクルが完成されるという理論。



円安

円安(えんやす)とは、円という通貨が他国の通貨と比較して価値が下落すること。たとえば米ドルとの為替レートが1ドル100円から1ドル110円になることを指す。対義語は「円高」。数字が大きくなるので高くなると勘違いされることが多いが、これまで1ドルの商品を100円で買えていたものが、110円出さなければ買えないため、円の価値低下ということになる。



円高

円高(えんだか)とは、円という通貨の価値が他国通貨と比較して上昇することを指す。たとえば米ドルとの為替レートが1ドル100円から1ドル90円になることを指す。対義語は「円安」。数字が小さくなるので安くなると勘違いされるが、これまで1ドルの外国商品を買うのに必要だったお金が100円だったのに対して、90円という少ない値段で買えるため、円の価値が上昇したといえる。



営業利益

営業利益(えいぎょうりえき)とは、企業が営業活動を通じて得た収益のことを指す。ただし、厳密な定義は国ごとに異なる。日本においては売上総利益(売上-売上原価)から一般管理費と販売費を差し引いたもの。



営業利益率

営業利益率(えいぎょうりえきりつ)とは、一定期間における営業利益が売上高に占める割合のこと。企業の変動費管理能力を示す財務指標とされる。



永久債

永久債(えいきゅうさい)とは、元本償還の規定がなく、債券発行体が存在する限り利子の支払が続けられる債券のことを指す。通常の元本償還期間が定まっている債券のことは有期債という。