比例配分とは
比例配分(ひれいはいぶん)とは、株価が特別気配の状態でストップ高(またはストップ安)のまま引けた場合、買い注文と売り注文のバランスが崩れたままの状態ではあるものの値をつける方法のこと。ストップ高(ストップ安)の価格において取引所の会員証券会社に対して比例的に配分する方式のこと。 例えば、ある銘柄に買い注文が殺到して、ストップ高価格800円に対して成行売り1万株、成行買い20万株の買い注文が出されたまま大引けを迎えた場合、通常大引けの引け値計算に利用する板寄せ方式では当然寄り付かない。 この例の場合は当日の終値を800円として、会員証券会社に対して売り注文と買い注文を比例的に背率させる。 簡略化するため、証券会社2社からその銘柄に対する買い注文が出ていた場合でA社は15万株、B社は5万株の買い注文が出ていたとする。この場合、合計で20万株のうち、A社が75%、B社が25%の注文を出していることになるため、売り注文として出ている1万株をA社に75%(7500株)、B社に25%(2500株)配分する。(本来は5単位までは公平に分配されるがここでは排除) その後、A社は自社の顧客に対して比例配分として取得した7500株を買い注文を出していた投資家に対して配分する。(B社も同様) なお、この配分の方法についてはそれぞれの証券会社にゆだねられており、例えば時間優先の原則で配分するところもあれば、完全抽選で配分する証券会社もある。 |
もしかして?(比例配分関連用語一覧)
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