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一物一価の法則とは

一物一価の法則とは、経済学上の概念。財・サービスの価格、取引が自由に行える市場では、同じ商品の価格は一つに決まるという法則を指す。自由市場経済において取引が自由に行え、かつ価格に関する情報が十分に与えられるのであれば、国内外を問わず同じ商品の価格は同一となるという説。

仮に、当初は同じ財がAという国では1000円、Bという国では800円で売買されていたとする。この場合は、Aという国とBという国との間では裁定取引(アービトラージ)が発生する。価格の低い市場(B国)では需要の増大により価格が上昇、価格の低い市場では供給量の増大により価格が下落する。
これにより価格差は収れんし、価格は一定になるという法則である。

ただし、一物一価の法則が成立するのは完全競争市場であるという点が前提とされている。完全競争市場は売り手と買い手が十分に存在し、当該財に対する情報の完全性(レモン市場ではない)、取引されている財の同質性、市場への参加・撤退が自由という点を満たす市場。

もしかして?(一物一価の法則関連用語一覧)

  1. 委託証拠金
  2. インターナショナルキャッシュカード
  3. IR(インベスターリレーションズ)
  4. イニシャルコスト
  5. 一括借り上げ

 

 

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