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一括借り上げとは

一括借り上げ(いっかつかりあげ)とは、主にアパート経営やマンション投資などの不動産投資の分野で、その管理業者などが行う管理方法の一つ。敷地にアパート等を建設し、その部屋自体を管理会社が借り上げて、オーナーに対して満室賃料の一定割合(80~90%程度)を支払うしくみのこと。

アパート等のオーナー側にしてみれば「空室リスク」が小さくなるというメリットがある。30年一括借り上げのような長期の借り上げシステムを提供しているアパート供給会社もある。一方のリスクとして、契約の更新時の満室賃料の設定変更、業者からの一方的な解約などによるトラブルも発生している。

例えば、満室時の賃料が80万円で、賃料の80%が保証されているとすると、この場合オーナーは毎月64万円の賃料収入を得ることができる。しかし、通常一括借り上げ契約の場合、満室時賃料は数年ごとに見直しが行われるシステムとなっており、この賃料が50万円に下げられた場合、オーナーの取り分は毎月40万円にまで下落してしまう。
また、業者側に一方的な解約が行われるケースもある。

もしかして?(一括借り上げ関連用語一覧)

  1. 委託証拠金
  2. インターナショナルキャッシュカード
  3. IR(インベスターリレーションズ)
  4. イニシャルコスト
  5. 医療保険

 

 

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