配当割引モデルとは
配当割引モデル(Dividend Discount Model)とはDDMとも呼ばれる投資理論の一つ。普通株式の理論株価は、将来的に予測されるディスカウント済みのキャッシュフローの合計値であるという考え方に基づく考え方。
債券の評価方法との比較が非常に容易な株式の株価評価モデル。配当割引モデルの計算方法には成長を計算するモデルと計算しないモデルがあるが、ここでは単純に将来の企業成長を加味しない計算方法を解説する。
現在の株価を「P」として1年後の配当金をD1と1年後の株価P1によって示されるとする。また、割引率(株主資本コスト)を「r」とする。
P=(D1+P1)/(1+r)
次に、2年後の配当金と株価で示す場合は以下のようになる。
P=D1/(1+r)+D2/(1+r);P2/(1+r)2
このようにして、n年五の配当金Dnと株価Pは以下のように計算をすることができる。
P=Σ{Dn/(1+r)n}+Pn/(1+r)n
以上では、n年五の株価は十分に無視できるほど小さくなるので、毎期の配当金Dが将来も同様であると仮定した場合には株価Pは以下のように求めることができる。
期待収益率の計算方法については、別途「期待収益率」の項目で解説するので、ここでは仮に10%とし仮定する。
ある企業の配当金が現在1株当たり500円だとした場合の理論株価は以下のようになる。
P=500/10%(0.1)=5000
よって、配当割引モデルによる理論株価は5000円ということにモデル上計算ができる。
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