株式数比例配分方式とは
株式数比例配分方式(かぶしきすうひれいはいぶんほうしき)とは、株券の電子化に伴い利用が可能となった上場企業の配当金受け取り方式の一つ。口座開設をしている各証券会社の銘柄保有残高に応じて各証券口座に配当金が入金される方式を指す。 従来方式と比較するメリットとしては株式譲渡損益と配当金との間での損益通算が容易になることが挙げられる。株式数比例配分方式を利用しており、かつ特定口座・源泉徴収ありの口座では、1年を通じて株の譲渡損が発生し、配当金を受け取っている場合、譲渡損と配当金の損益通算が証券会社内で行われる。 ただし、損失の繰越を行う場合には確定申告が必要となる。また、その他の方式を利用している場合であっても、確定申告を行うことで株式や投資信託の譲渡損益と配当金、収益分配金との損益通算は可能である。 このほかに、配当金の受け取り方式については「登録配当金受領口座方式」「配当金受領証方式」などがある。 |
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