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リスクフリーレートとは

リスクフリーレート(Risk Free Rate)とは、そのままで無リスク資産から得られる利回りという意味になる。世の中に厳密に無リスクな資産などは無いものの、概ね無リスクであるといえる資産からの利回りを指す。ただし、インフレリスクは考慮されていない。一般には10年国債(長期国債)の利回りがリスクフリーレートとされる。

例えば、10年国債の利回りが1.5%の場合で、ある別の発行体(企業A)が発行する10年債券の利回りが2.0%の場合この差はデフォルトリスク(信用リスク)分が加味された利回りであるといえる。この差を「クレジットスプレッド」と呼ぶ。
ちなみに、上記の場合のデフォルトリスクの計算方法は以下の通り。デフォルトリスクは「s」とする。

1.02×(1-D)+0×D=1.015
1.02D=0.005
D=0.0049

この場合の企業Aの10年間のデフォルトリスク(債務不履行となる危険性)は0.49%という計算になる。

もしかして?(リスクフリーレート関連用語一覧)

  1. 流通利回り
  2. 利食い
  3. リスクアセスメント
  4. 量的・質的金融緩和
  5. 両端入れ

 

 

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