DvP(Delivery versus Payment)

でぃーぶいぴー

Delivery versus Payment

読み
でぃーぶいぴー
英語
Delivery versus Payment

DvP(Delivery versus Payment)とは

DvPとは、証券の引渡しと対応する資金の支払いを結び付け、資金が支払われる場合にだけ証券を引き渡す証券決済の仕組みです。

証券側の振替指図と資金側の支払い指図を同じ取引として対応付け、両方の条件が整ったときに決済します。証券と資金を個別取引ごとに決済する型と、どちらかまたは両方をネット額で決済する型があります。

図解

DvPで結び付ける二つの受渡

  • 証券レッグ売り手から買い手へ証券を振り替える
  • 資金レッグ買い手から売り手へ売買代金を支払う
  • 条件付け両方の指図と残高が整うまで最終移転しない
  • 決済の確定対応する受渡を成立させ、元本リスクを抑える
証券と資金のどちらか一方だけを最終移転しないことが、DvPの中心です。

仕組みと類似用語の違い

仕組み

証券側の振替指図と資金側の支払い指図を同じ取引として対応付け、両方の条件が整ったときに決済します。証券と資金を個別取引ごとに決済する型と、どちらかまたは両方をネット額で決済する型があります。

類似用語との違い

アトミック決済は複数の移転を全成立または全取消しにするより広い概念で、DvPは証券と資金の受渡に焦点を当てた用語です。PvPは、原則として異なる通貨の支払い同士を結び付けます。

使い方・読み方と注意点

債券を1億円で売買する場合、買い手の1億円の支払いが最終的に行われることを条件に、売り手から買い手へ債券を振り替えます。一方だけを渡して元本相当を失うリスクを抑えるのが目的です。

DvPでも、価格変動リスク、決済日までの取引相手リスク、日中の資金・証券流動性、システム障害は残ります。グロス決済かネット決済か、どの時点で取消不能になるかも確認します。

DvP(Delivery versus Payment)についてよくある疑問

DvP(Delivery versus Payment)を簡単にいうと何ですか?
DvPとは、証券の引渡しと対応する資金の支払いを結び付け、資金が支払われる場合にだけ証券を引き渡す証券決済の仕組みです。
DvP(Delivery versus Payment)は何と区別しますか?
アトミック決済は複数の移転を全成立または全取消しにするより広い概念で、DvPは証券と資金の受渡に焦点を当てた用語です。PvPは、原則として異なる通貨の支払い同士を結び付けます。
DvP(Delivery versus Payment)を見るときの注意点は何ですか?
DvPでも、価格変動リスク、決済日までの取引相手リスク、日中の資金・証券流動性、システム障害は残ります。グロス決済かネット決済か、どの時点で取消不能になるかも確認します。
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