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申告分離課税とは

申告分離課税(しんこくぶんりかぜい)とは分離課税の一種で、総合課税の勘定とは別に課税される税金であり、確定申告の段階で、他の所得と合算せず、分離して課税する制度をいう。源泉徴収課税と異なり、所得が発生した時点では所得から天引きされない。

現在、申告分離課税の対象となっている所得の代表例としては株式の売買益が挙げられる(証券会社に特定口座を開設している場合は、源泉分離課税も選択可)。このほか、退職所得、山林所得、譲渡所得の内で不動産売買に関するもの、雑所得の内で先物取引によるものなどが申告分離課税の対象となっている。
また、為替取引のFX(外国為替証拠金取引)はくりっく365や大証FXといった取引所取引による所得も申告分離課税となっている。
※2012年より、FX取引はすべて申告分離課税化。先物取引等との損益通算が可能。

申告分離課税は「分離」と名前がついているとおり、他の所得とは合算されず別枠で計算される。なお、同じ分離課税の中でも申告をしなくても良い方式を源泉分離課税と呼ぶ。

もしかして?(申告分離課税関連用語一覧)

  1. ジャンク債
  2. シャープレシオ
  3. 私募
  4. 商業銀行
  5. 下値支持線

 

 

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