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コモディティとは

コモディティ(commodity)とは、商品先物取引所などで取引される「商品」のこと。商品といっても「goods(製品)」ではなく、原油やガスなどのエネルギー、金・銀・プラチナなどの貴金属、小麦・大豆・とうもろこしなどの穀物、銅・アルミといった非鉄金属などのことを指す。

これらは世界の商品取引所で先物取引が行われている。また、ETFやETNなどとしても投資商品が開発されている。

こうした実物資産に対して投資をすることを「コモディティ投資」と呼んだり、こうしたものに投資をしている投資信託を「コモディティ投信(コモディティファンド)」と呼んだりする。投資商品としての特徴はインフレに強いという面が挙げられる。

従来は先物取引やオプション取引でしか個人投資家はコモディティ市場に参加することができず、ハイリスク商品と捉えられているが、最近では小額でも取引可能なETF(上場投信)としてもこうしたコモディティ投資商品が存在しており、個人投資家にも身近な存在となりつつある。
たとえば、日本でもニューヨーク原油(WTI)に連動するETFが09年8月に大証(大阪証券取引所)で上場している。また、同月に東証(東京証券取引所)では、金・銀・プラチナ・パラジウムなどの先物価格と連動するETFが上場している。
こうした流れから、近年ではコモディティに対する個人投資家の投資意欲も向上している。なお、投資する場合は株式などと同様に証券会社を通じて取引するのが一般的である。

また、実物への投資が必要となるETFではコモディティの中でも農作物などへの投資ができなかったが、ETNを通じて投資が可能となる。

「コモディティ」別の用例
ちなみに、別の用例として商品や製品などの「普遍化」「一般化」という意味でも使われることがある。ビジネス用語としてはこちらの方の意味で使われることが多い。
例)○○のコモディティ化

コモディティに関する特選サイト
コモディティについて金融経済用語辞典がオススメするウェブサイトを紹介します。

コモディティファンド(商品系の投資信託)の特徴

もしかして?(コモディティ関連用語一覧)

  1. 後場
  2. 高金利通貨
  3. 個別元本
  4. 学資保険
  5. 固定金利

 

 

コモディティの登録カテゴリ情報

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